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「自信はあります」。札幌大谷の今治内定MF笹修大は結果を残し、飛躍の大会に

ゲキサカ / 2024年11月18日 23時28分

札幌大谷高の今治内定MF笹修大主将。(写真協力=高校サッカー年鑑)

 札幌大谷高(北海道)の今治内定MF笹修大主将(3年)が選手権の組み合わせ抽選会に出席。「この抽選会に来てみて、自分がもちろん経験したことのない舞台でしたので、すごい緊張もしましたけど、そういう中で、やっぱ全国の強豪のキャプテンたちと顔も合わせて、より全国大会に出るんだなっていう部分を凄い感じました」と振り返った。

 会場では、U-17日本高校選抜候補合宿で一緒だった青森山田高(青森)DF小沼蒼珠主将(3年)らと再会。初出場校の寒川高(香川)との初戦に勝てば、同選抜候補メンバーのDF五嶋夏生主将(3年)擁する大津高(熊本)と戦う可能性がある。インターハイは富山一高(富山)にPK戦で勝利して1勝。名門・市立船橋高(千葉)戦で先制ゴールを決めている笹は、全国屈指のタレントたちと対戦することが、「より自分にとっても大きなものになるんじゃないかなと思っています」と楽しみにしていた。

 北海道予選では攻守両面で抜群のプレー。強度の高い動きでボールを奪い取り、攻撃を組み立て、崩しにも係わってシュートを撃ち込んだ。そして、空中戦の強さも発揮。「北海道予選であれだけのサッカーを(決勝の会場だった)札幌ドームでもやっぱできてるので、そういう意味では本当に自分としても自信はあります」という。

 その自信を持って、自身初の選手権を戦う。「札幌大谷のサッカーは多彩な攻撃でしっかりゴールを奪えるっていう部分だと思うので、そういう意味でもウィークの部分であるセットプレーの部分だったり、そういうところをあと1か月間しっかり詰めていって、よりしっかり一戦一戦にこだわって勝てるようにしていきたいです」と意気込んだ。

 繰り返してきた目標は全国ベスト8。だが、ベスト8を目指すだけではそれを実現できないと考えている。「チームとしての練習でやっぱり優勝って部分を目指さないと、そこのベスト8っていう部分にも達成できないと思ってるので、より自分たちで、この全道優勝してからよりもっと優勝を目指していこうっていう部分を話しているので、そこを明確にしていきたいです」。笹も選手権で活躍し、プロの世界へ進むという野心を持っている。

「プロに行く前にしっかり自分としても結果として残していきたいものはあるので、そこをしっかりこだわってやっていきたいです」。チームの選手権最高成績は2回戦。主将は攻守両面で躍動し、今冬、札幌大谷の歴史を大きく塗り替える。
初戦で寒川高(香川)と戦う。(写真協力=高校サッカー年鑑)
(取材・文 吉田太郎)

●第103回全国高校サッカー選手権特集

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