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3年ぶり選手権の流通経済大柏、初の全国を前にDF佐藤夢真は「逆に楽しめる」

ゲキサカ / 2024年11月19日 9時30分

インタビューに答える流通経済大柏高の佐藤夢真主将(写真協力『高校サッカー年鑑』)

 激戦区の千葉県予選を制した流通経済大柏高(千葉)が、8回目となる全国高校サッカー選手権大会に臨む。同校にとって3年ぶりの冬の舞台、初戦は2回戦・佐賀東高(佐賀)戦に決まった。大役を終えたDF佐藤夢真主将は「緊張しました」と表情をゆるませた。

 佐藤の代にとっては、“初の全国”だ。リーグ戦では最高峰のプレミアリーグに所属しているが、選手権は3年ぶりで、総体は3年間出場が遠ざかっている。「全員何があるかわかっていない初めての全国大会なので、多少の不安はあると思うんですけど、逆に楽しめると思います」と、キャプテンは胸を踊らせる。

 佐藤の脳裏に焼きついているのは、7年前の選手権だ。流通経済大柏は決勝で前橋育英高(群馬)と激突。後半AT、前橋育英高のFW榎本樹(ヤングライオンズ=シンガポール)に決勝弾を許し、惜しくも10年ぶり2度目の優勝を逃した。激闘を演じた流通経済大柏には、MF宮本優太(京都)、MF菊地泰智(名古屋)、DF関川郁万(鹿島)、MF熊澤和希(柏)といった現在もJ1で活躍する選手たちがいた。その決勝での戦いぶりが、佐藤を流通経済大柏でプレーしたいと思わせた。

「ゴール前で体を張る姿、チームのために体を投げ出したりする姿に本当に感動しました。自分もCBですし、CBといえば流経ということで流経を選びました」という佐藤は、関川が流通経済大柏時代に背負っていた5番を担う。「5番がいいなと思っていたんですけど、運良くつけられました」と笑みをこぼした。

 関川の代は翌年も選手権で決勝へと駒を進めたが、青森山田に敗れて2年連続で決勝で涙をのんだ。偉大なる先輩たちを超えられるか。「日本一を狙えるチームだと思っていますが、目の前の試合相手に集中しないといけないので、一戦必勝でとにかく集中してやっていきたいと思います」とチームでの目標を明かすと、個人としては「優勝までの5試合を全て無失点で終えれたらと思っています」と意気込んだ。

(取材・文 奥山典幸)
●第103回全国高校サッカー選手権特集

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