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森保Jが敵地で中国撃破! 小川&板倉の3発ヘッドで最終予選5勝1分の首位独走…W杯出場“過去最速”確定に王手

ゲキサカ / 2024年11月19日 23時11分

 さらに、前半アディショナルタイム6分過ぎに追加点。右CKを伊東が右足で蹴り込むと、ニアサイドに詰めた町田がフリックする。ファーサイドに流れたボールを板倉が体を投げ出してヘディングシュート。2021年5月28日のカタールW杯2次予選ミャンマー戦(○10-0)以来となるA代表2点目で点差を広げた。

 前半終了間際の2点目という最高の形で前半を折り返す。ハーフタイムで両チームの交代はなかった。

 だが、後半開始から中国に立て続けに攻撃されると、後半3分に1点を返される。田中が体勢を崩した隙にFWシェ・ウェンノンに運ばれ、遠藤のプレスもかわされてしまう。逆サイドへの展開からウェイ・シーハオに自陣内にパスを出されると、シェ・ウェンノンとその動きに釣られた瀬古の背後にボールが流れる。PA内のリン・リャンミンに右足ダイレクトでゴール右隅に決められ、2試合ぶりに失点を喫した。

 それでも日本は動じない。後半9分、中村が左サイドから大きくサイドチェンジし、伊東がトラップ。久保とのリターンパスを受け、PA右ライン上からクロスを上げると、ファーサイドの小川が高い打点からヘディングシュートを決める。自身2点目で3-1と再び2点差にした。

 中国は後半18分に2枚替えをし、日本も19分に2枚替え。南野と中村を下げ、MF鎌田大地が左シャドーに、MF三笘薫が左WBに入った。

 後半25分、中国に自陣付近まで近づかれる。PA右からウェイ・シーハオに左足シュートでゴール左隅を狙われるも、GK鈴木が横っ飛びではじき出した。直後のCKも鈴木が冷静に対応し、はじいたボールを伊東が大きくクリアした。

 日本は後半32分に2枚替え。伊東と小川を下げ、DF橋岡大樹とFW古橋亨梧を入れる。4バックにして橋岡が右SB、町田が左SBに移動した。40分には久保に代えてFW前田大然が入ると、再び3バックに戻し、橋岡が右WB、三笘が左WB、前田が左シャドーに立った。

 残り時間を逃げ切った日本が3-1で2連勝。最終予選6試合5勝1分と無敗で2024年の活動を終了させた。第7戦は来年3月20日に埼玉スタジアム2002でバーレーンと対戦する。

(取材・文 石川祐介)
●北中米W杯アジア最終予選特集

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