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レーザー攻撃、乱入者にも動じなかったGK鈴木彩艶「なんかやってるなと」

ゲキサカ / 2024年11月20日 0時53分

 セリエAの日々で身につけたのは「力を入れすぎない」ことだ。「アジア杯の反省として、力を入れすぎると広い視野で見られなくなってしまうので、良い具合に力を抜いてプレーできていることが活きている」。イタリアでの厳しい目線にも「いろいろな評価はあるけど、その中でも自分のやるべきことに集中してやることと、細かいミスを気にしないこと」と精神的にブレることなく、「毎試合毎試合、練習から学びの多い日々を過ごせている」と貴重な経験にしているようだ。

 そうした厳しくも充実した日々が、レーザーポインターや乱入者などのアクシデントにも惑わされない自信を生んでいる。「海外でプレーしていればいろんなことがあるので自分としては全く気にならなかったというか、普段どおりかなと思いますね」。弱冠22歳にして、日本代表の守護神にふさわしい風格が身につけている。

 ここまでのW杯最終予選6試合でゴールを守り続けてきた鈴木の働きもあり、日本は今回の最終予選を5勝1分で進み、次戦のバーレーン戦に勝てば3試合を残してW杯出場権が決まるという状況となった。鈴木にとっては浦和レッズ時代に過ごした聖地・埼玉スタジアム2002で歓喜の瞬間を迎えられるという絶好の舞台となる。

「埼玉スタジアムでホームで勝ち切って決めたいし、そこまでにより成長した自分で臨めるように取り組んでいきたい。埼玉スタジアムでW杯を決められるところは非常に喜ばしいこと。気を引き締めて取り組んでいきたい」。セリエAの舞台で成長を続け、さらにたくましくなった姿で埼スタのゴールマウスに立つつもりだ。

(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア最終予選特集

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