約1年ぶりに日の丸を着けた古橋亨梧、鎌田からの好パスはオフサイドも「やっぱり振り抜いてなんぼ」
ゲキサカ / 2024年11月20日 6時26分
[11.19 W杯最終予選 日本 3-1 中国 厦門]
約一年ぶりに日本代表としてピッチに立った。FW古橋亨梧(セルティック)はベンチスタートで後半32分にFW小川航基との交代で出場。約20分程度ながらチャンスを作った。
最後の出場は昨年10月17日のキリンチャレンジカップ・チュニジア戦(○2-0)。先発出場した古橋は前半43分に先制ゴールを挙げた。同年11月シリーズにも招集されたが、負傷による不参加で細谷真大が追加招集。その後も細谷が引き続き選出され、古橋は代表から遠のいていた。
約一年ぶりに招集され、中国戦で3-1で迎えた後半32分に途中出場した。鋭い突破力を武器に、瞬発的にチャンスを作れることが古橋の強み。後半アディショナルタイム4分過ぎにMF鎌田大地から鋭い縦パスが入り、PA内でトラップするもわずかにオフサイド。古橋は足元のボールをしり目に悔しさを露わにした。
「いい形で止めることはできたけど、あそこはオフサイドだとしてもオフサイドじゃないとしても、やっぱり振り抜いてなんぼ。そこが僕の甘さだった」。そう語る古橋にはまたチャンスが訪れる。決定機から2分後の後半アディショナルタイム6分過ぎ、セルティックでともにプレーするFW前田大然が左サイドからクロスを上げるも、ゴール前の古橋はわずかに合わず。ファーサイドに流れたボールをDF橋岡大起がクロスするが、古橋のヘディングシュートはゴール枠内を捉えなかった。
2度のチャンスのうち、鎌田からパスを受けた場面は特に悔しさをにじませた。「ボールホルダーが大地だったり、タケ(久保建英)だったり、ボールを持っている選手がいい形だったら裏を狙うのはチームの決まりごと。僕の持ち味でもあるので、出てくる出てこない関係なく動き続けることが大事だと思って(ピッチに)入った。見えているとお互いにわかっていて、そのなかの1本だったので振り抜きたかった」。得意の形でフィニッシュまでやり切らなかったことを悔いた。
FW上田綺世やFW小川航基とは違う性質を持つ。最終ラインの駆け引きは、古橋の真骨頂であることを垣間見せる試合となった。「まずはチームが勝ったことが一番。アウェーで厳しい連戦の中でいい形で勝ち続けられてよかった」。チームはアウェー2連戦の山場を乗り越えた。自クラブで研鑽を積んで来年3月の代表で再び招集を目指す。そして、今度はより持ち味を発揮するプレーを心がけるつもりだ。
(取材・文 石川祐介)
●北中米W杯アジア最終予選特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
セルティック前田大然が開始51秒電撃先制弾! フル出場1得点2アシストで勝利に貢献
スポニチアネックス / 2025年2月3日 8時17分
-
古橋亨梧がスタメン新天地デビュー! 見せ場限られるもチームは新体制初陣で勝利【リーグ・アン】
超ワールドサッカー / 2025年2月3日 3時20分
-
日本代表FW、3ゴール全て取り消しの悲劇 “幻ハット”に英同情「気持ちを想像して」
FOOTBALL ZONE / 2025年1月23日 15時39分
-
古橋亨梧が“幻のハットトリック”、前田大然は相手を蹴って一発レッドも…旗手の芸術的パスから決勝点、セルティックのCL決勝Tプレーオフ進出以上が確定
ゲキサカ / 2025年1月23日 11時35分
-
古橋亨梧が勝利に導く2ゴールで今季リーグ二桁到達! セルティックがリーグ3連勝【スコティッシュ・プレミアシップ】
超ワールドサッカー / 2025年1月11日 23時43分
ランキング
-
1照ノ富士親方が新横綱・豊昇龍にエール「ワクワクさせるような相撲を」NHK福祉大相撲
スポニチアネックス / 2025年2月8日 16時44分
-
2あのイチローまでナゼ? 日本人メジャーリーガーが「大谷ネタ」に口が重くなる納得の理由
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月8日 9時26分
-
3日本は4戦全敗でカリビアンシリーズ惨敗 チーム編成に疑問も...「相手に失礼」「大会に呼ばれなくなる」
J-CASTニュース / 2025年2月8日 18時0分
-
4元大関の正代が一般女性と結婚を公表 22年に、長男も誕生 挙式での新婦アクセサリーは時価30億円相当
スポニチアネックス / 2025年2月8日 17時22分
-
5選手からあがった“悲鳴” 沖縄キャンプで広がった異例の光景…ファンも「想定外」
Full-Count / 2025年2月8日 15時47分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください