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“最後の選手権”は鹿児島決勝で終幕。神村学園FW名和田我空は「ほんとにまだまだ」「次のステージでまた頑張りたい」

ゲキサカ / 2024年11月20日 22時16分

 名和田は敗戦を告げる笛が鳴ると、ピッチ上で仰向けになり、両手で顔を覆っていた。「どういう感情だったか覚えてないですし、終わったなっていう感じで……」。その後、整列、表彰式では無念さを必死に堪えながら、顔を上げて前方を見つめていた。

「決定的な仕事を自分ができなかったっていうのが、本当にチームを勝利に導けなかった要因だと思います。ほんとに申し訳ないなっていうのが、凄くあって。色々期待してくれてた方々に、勝利を届けられなかったのが悔しいです。繋いできた歴史だったり、後輩たちに残すものはまだまだあったと思うんで、そこを自分たちが崩してしまったっていうのは凄く悔しいです」

 中高6年間を過ごした神村学園での生活も間もなく終わる。中学時代はMF鈴木悠仁(3年)やDF新垣陽盛(3年)、FW金城蓮央(3年)らと全国中学校大会で初優勝し、高校でもインターハイで初の決勝進出、準優勝。神村学園の歴史を塗り替え、自身は年代別日本代表の中軸として世界と戦ってきた。

「入学してからそんなに自分が思い通りに行ってはないので、本当に苦しいこともありましたし、こうやって悔しい思いもしてきたので……。でも、神村学園に来てなかったらこういう選手にもなってないと思うし、自分の特長を自分で見つけて、そこを最大限伸ばしてくれたのが神村学園なので、次のステージでほんとに活躍している姿を届けていきたいなと思います」。喜びも、悔しさも味わった6年間を財産に。高校年代を引っ張ってきたスーパーエースは、近々決定したいという新たなステージでも一際大きな輝きを放つ。

(取材・文 吉田太郎)

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