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産業能率大GKカウンゼン・マラが涙のJ1町田内定会見、誓った「覚悟」…両親はミャンマー難民、妹は女子バレー強豪校の主将

ゲキサカ / 2024年11月22日 20時44分

 その中で「一番厳しい道」に進むことを自ら選んだ。重要視したのは「どこに行けば一番成長できるか」ということだった。絶対的守護神・谷晃生には今のままでは敵わないことは百も承知。「でも挑戦するチャンスをこのタイミングでいただけた。本当に歯を食いしばってやっていくだけだと思います」。各国代表選手が多数在籍する環境に身を置くことで、日常を世界基準に引き上げたい思いを強くしている。

「将来的には日本国籍を取って勝負したい。生まれたときから日本で育ったし、家族も日本にお世話になっている。日本に恩返しがしたい。鈴木彩艶選手(パルマ)とか、佐々木雅士選手(柏)、野澤大志ブランドン選手(FC東京)は小さい頃から知っているし、トレセンなどで競い合っていた仲なので、もう一度同じ舞台で勝負したいと思っています」

 サッカーが紡いでくれた縁を感じている。大学で指導を受けた最上晃太GKコーチは、20年まで町田アカデミーでコーチを務めていた。さらに小湊監督は、現在町田のトップチームに在籍するDF杉岡大暉が高卒で湘南に入団する際のスカウト担当だった。「杉岡さんとは湘南のキャンプでもお世話になったのですが、町田で再会した時も久しぶりって気さくに声をかけてくれた。サッカー界って面白いなと思いますね」。これまでの出会いすべてに感謝しながら、プロ生活を始める。

(取材・文 児玉幸洋)
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