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前半2発で流れを引き寄せた青森山田セカンドが終盤怒濤の反撃見せた仙台ユースを下し、3連覇達成!

ゲキサカ / 2024年11月24日 21時19分

優勝した青森山田高セカンドイレブン

[11.23 プリンスリーグ東北第18節 仙台ユース 1-3 青森山田セカンド マイナビベガルタ仙台泉パークタウンサッカー場]

 高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2024東北は11月23日、最終節を迎えた。既にベガルタ仙台ユースと聖和学園高のプレミアリーグプレーオフ出場が決まっていたが、優勝争いの行方が最終節に持ち込まれていた。第17節終了時点で仙台ユースが勝点40で首位に立ち、2位・青森山田高セカンドが勝点38で追走。最終節は両チームの直接対決となり、仙台ユースは勝つか引き分けで、青森山田セカンドは勝てば優勝が決まるというシチュエーションだった。

 マイナビベガルタ仙台泉パークタウンサッカー場に多くの観客を集めて行われた緊張感ある試合だったが、最初にペースをつかんだのは青森山田セカンドだった。勢いのある縦突破と前線のパワーを生かした攻撃で仙台ユース陣内に攻め入る。

 そして、前半11分、ドリブルでペナルティエリアに侵入したMF藤田比呂(3年)が倒されてPKを獲得する。前半13分、これをMF西尾啓汰(3年)が落ち着いてPKを決めて青森山田セカンドが先制する。さらに勢いに乗った青森山田セカンドは前半16分、藤田のクロスをニアサイドでFW大森暖(3年)がヘディングシュートで合わせて2点目。序盤で試合の流れを大きく引き寄せた。

 2点ビハインドとなった仙台ユースは反撃に転じたかったが、青森山田セカンドの守備ブロックをなかなか崩せない。前半34分、左サイドバックのDF古川柊斗(2年)と、アディショナルタイムにDF一色竜二(3年)の放ったシュート2本に抑えられ、前半は青森山田セカンドの2点リードで終えた。

 後半頭から仙台ユースはFWピドゥ大樹(2年)に代えて、パワフルなドリブル突破と強引なシュートが持ち味のFW古屋歩夢(2年)を投入し、反撃を試みたが、次の1点が入ったのは青森山田セカンドだった。後半3分、藤田のクロスを仙台ユースGK室井陸杜(3年)がキャッチしようとしたがこぼしてしまい、こぼれ球をこの日FWに入った青森山田セカンドMF小山田蓮(2年)にゴールに押し込まれ、リードが3点に広がった。

 あと3点取らなければ優勝は無い仙台ユースはここから猛攻を仕掛け、前述の古屋に加え、途中出場のMF稲木康太(2年)の力強いドリブル突破から決定機をつくるが、青森山田セカンドGK磯村颯(3年)がファインセーブを再三見せ、ゴールを割らせない。それでも後半24分、MF齋藤俊輔(3年)のパスを受けたMF浅尾涼太朗(2年)がクロス。これを古屋が豪快にゴールに押し込み、2点差とする。

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