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攻撃で2点に絡んだ横浜FM松原健、PK献上には反省「大樹くんにウナギを奢らないと」

ゲキサカ / 2024年11月27日 23時54分

DF松原健

[11.27 ACLEリーグステージ第5節 横浜FM 2-0 浦項 横浜国]

 果敢な駆け引きが勝負を分けた。横浜F・マリノスは0-0で迎えた前半41分、GKファン・インジェを起点としたビルドアップにプレッシャーをかけると、DF松原健が高いポジションでインターセプト。ここからFWアンデルソン・ロペスにボールが渡り、最後はFWヤン・マテウスが仕上げて先制点を奪った。

 対戦相手の浦項スティーラーズは3日後の国内カップ決勝に備えて主力を温存し、若手を積極起用していた中、立ち上がりから力量で優勢に立っているのは明らかな一戦。だが、その中でも攻めあぐねる時間帯が続いていた横浜FMにとって、この先制点の意味は大きかった。

「前からしっかりプレスがかかっていたし、(浦項は)繋ぐ意識が高いチームだからこそ、セーフティーに蹴るよりも繋いでくるだろうというイメージがあった。後ろのことは気にせずに前にチャレンジした結果、ああいう形になって良かった」(松原)

 試合を通じてのパフォーマンスには「ボールは持てるけど効果的な攻撃ができなかった」と厳しく振り返る松原。ただ、後半アディショナルタイム3分には「前半から身体を押さえられるというか抱え込まれる印象があった」というセットプレーの競り合いでファウルを受け、追加点のPKにもつなげており、松原の勝負際での駆け引きが「(勝利という)最低限の結果」(松原)をもたらす結果となった。

 もっとも、2-0とした直後のPK献上には反省も残したようだ。自身はファウルの際に相手のスパイク裏を蹴り上げる形となり、右足首からの出血でピッチを退いたため、「痛くて見られていなかった」というPKだったが、これをGK飯倉大樹がストップ。松原は「大樹くんにウナギを奢らないといけない」と苦笑いで振り返りつつ、30日に迫るJ1次節・湘南戦の出場に「行きます。あとはジョン(・ハッチンソン監督)次第ですけど」と意欲を見せていた。

(取材・文 竹内達也)
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