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ソシエダ久保建英が圧巻1G1A!!得点後には指揮官と熱くハグ!! ELプレーオフ圏に導く大活躍

ゲキサカ / 2024年11月29日 7時23分

MF久保建英がイマノル・アルグアシル監督と抱擁

[11.28 ELリーグフェーズ第5節 ソシエダ 2-0 アヤックス]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は28日、リーグフェーズ第5節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダ(スペイン)はアヤックス(オランダ)に2-0で勝利した。右ウイングで先発した久保は全得点に関わる1ゴール1アシスト。圧巻の大活躍で決勝トーナメントプレーオフ圏内に導いた。

 試合の立ち上がりはソシエダが主導権を握り、久保が右サイドを立て続けに突破していたが、徐々に18歳の左SBヨレル・ハトに距離を詰められるようになり、チーム全体が久保にボールを回せなくなる。その結果、アヤックスのカウンター攻撃からピンチも招いていた。

 それでも久保は少ないプレー機会でも着実に見せ場を作った。まずは前半25分、こぼれ球を拾って果敢に左足ミドルシュート。また同44分にはやや左に開いたところからFWシェラルド・ベッカーに完璧なスルーパスを通し、最後はFWミケル・オヤルサバルのシュートが惜しくも外れたが、決定的なチャンスメークを見せた。

 さらに久保はアディショナルタイム1分、オヤルサバルのポストプレーを受け、右サイドをドリブルで突破すると、右足クロスが相手に当たってこぼれたところを右足一閃。これは大きく枠を外れたが、大半のチャンスが久保から生まれる状態となっていた。

 0-0で迎えた後半もファーストチャンスは久保から。右サイドの縦突破からオヤルサバルへの右足クロスを送ると、相手のクリアボールを拾ったMFマルティン・スビメンディのシュートは枠を外れるも、惜しいチャンスだった。また同14分には久保が高い位置で相手DFユーリ・バースの持ち上がりをカットし、そのままエリア内まで切れ込んで左足一閃。ただ、これはかすかにDFに触られ、GKにキャッチされた。

 それでもソシエダは後半20分、ベッカーに代わってMFアンデル・バレネチェアを投入すると、すぐに試合を動かした。久保がDFジョン・アランブルとのパス交換から右サイドを抜け出し、エリア右深くまでえぐると、左足でゴール前に高速クロスを配球。投入さればかりのバレネチェアがダイレクトで押し込んだ。

 久保は今季の公式戦18試合目にして待望の初アシスト。11月の日本代表活動時には「もっと点に絡みたい。アシストのところは正直、自分じゃどうにもならないので、もっと得点を決めたい」と葛藤まじりにアシスト0の現状を憂いていたが、頼れる同い年の相棒へのお膳立てでようやく結果がついてきた。

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