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引き分け以下なら終戦も…町田J1初優勝に望みつなぐOG誘発、相馬勇紀「決め手だった」緩急つけた巧みボールタッチ

ゲキサカ / 2024年11月30日 22時45分

MF相馬勇紀

[11.30 J1第37節 町田 1-0 京都 Gスタ]

 J1初優勝に望みをつなぐ、大きなゴールとなった。FC町田ゼルビアMF相馬勇紀は後半22分にドリブル突破からクロスを上げ、オウンゴールを誘発。前節・FC東京戦の加入後初ゴールに続く得点関与に「まだまだだけど、良さは出せている。形は作れているのでポジティブ。もうちょっと結果を出したい」とさらなる活躍に意欲を見せた。

 開始早々から決定機を作り、気迫を放ち続けた相馬。得点に結びついたのは後半22分だった。左サイドでボールに緩急をつけてDF宮本優太に追いつかせた瞬間に一気に加速。「同じタッチから一歩、わざと相手が止まらなきゃいけない内側の位置に優しくタッチを入れた。あそこが決め手だった」。PA左の深い位置まで入り込み、クロスを上げると、相手GKのオウンゴールを引き出した。

 今夏、優勝を目指す町田に大きな戦力として加入した。しかし加入直後の怪我が長引き、復帰まで1か月がかかった。シーズン終盤にかけてコンディションは上がり、前節に待望の加入後初ゴール。そして、今節も勝利に貢献した。

 2023年1月、名古屋グランパスから期限付き移籍でポルトガル1部のカサピアに加入した。1年半所属したなかで、23-24シーズンはリーグ戦32試合5ゴール3アシストを記録。試合の中で結果を残す粘り強さを手にした。「ヨーロッパにいて自分が活躍しないと次のステージに進めないと毎試合思いながらずっとプレーしていた」。常に高い意識を保ち続けられる強さが、結果を出す粘りを生む。「かなりメンタル的に進化できたところ」と欧州での成長を口にした。

 2試合で勝利に貢献したなかでも、相馬は「まだまだ前半から3点決められる選手になったらより進化できる。そこをさらに磨いていきたい」と結果にこだわり続けている。ACLE出場権は濃厚となり、あとは最終節で優勝を懸けて戦うのみ。12月8日まで少し時間が空くが、「逆に動いておこうかなと。今コンディションいいので、休みすぎてもよくない。いい感じで筋トレで合わせたりしていけたら」と自信をのぞかせながら、決戦日までを見据えていた。

(取材・文 石川祐介)
/#相馬勇紀 選手の切れ味鋭いドリブルから先制点をゲット\67分、相馬選手が送り込んだボールが、オウンゴールを誘発!待望の先制ゴールの喜びを、サポーターが待つゴール裏で分かち合いました✨@soma270225【#1130京都 戦 プレイバック】#FC町田ゼルビア #zelvia #天空の城 #Jリーグ pic.twitter.com/L5N9mNaiMF— FC町田ゼルビア (@FcMachidaZelvia) November 30, 2024
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