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“広島一筋21年”青山敏弘が14分間の引退挨拶、背番号「6」を川辺駿に継承へ!! 指揮官からコーチとして入閣のサプライズ発表も

ゲキサカ / 2024年12月1日 20時49分

バンディエラが今季で引退

[12.1 J1第37節 広島 5-1 札幌 Eピース]

 サンフレッチェ広島は1日に2024シーズンのホーム最終戦で北海道コンサドーレ札幌に5-1で勝利した。試合後にはMF青山敏弘の引退セレモニーが行われ、07年から背負ってきた背番号「6」をMF川辺駿に継承することを発表した。また、ミヒャエル・スキッベ監督は青山が来季からコーチとして入閣することを明かし、「ここまで20年やってきた経験を、今度はコーチとしてサンフレッチェに貢献してくれることを確信しています」と期待を込めた。

 青山は作陽高を卒業した04年に広島に加入。広島一筋を貫いて21年の現役生活に幕を閉じる。バンディエラはキャプテンマークを左腕に巻き、およそ14分間のスピーチで以下のように伝えた。

「わたくし青山敏弘は、この尊敬するサンフレッチェ広島で現役を引退させていただくことになりました。サンフレッチェ広島の関係者の皆様、プロ入りして21年、支えてくださったことに感謝を申し上げます。そして今日もこの素晴らしいスタジアムと素晴らしいゲームの後、最後までこのセレモニーの場を用意していただき、ありがとうございます。僕はこれまで多くの方に支えていただきました。その感謝を伝えさせてください」

「まず久保会長。長きにわたってクラブと私を支えていただいただけでなく、この新たな広島の希望となる新スタジアムを先頭に立ち作っていただきました。今日この場に立たせていただけたのも、会長の深い愛情があったからです。改めて感謝申し上げます」

「過去を振り返ると、岡山の川鉄サッカースクール、HAJAXS FC、作陽高校とこれまでご指導いただいた岡山の関係者の皆様にも感謝申し上げます。岡山で頑張っていたあの頃が今の自分を作っています。特に作陽高校時代に経験した幻のゴール(選手権予選決勝でゴールネットを揺らすもノーゴールの判定)。当時は辛く苦しい思いもしましたが、あの出来事があったからプロに入って何度も立ち上がれる強い気持ちを培うことができました。岡山の皆様、ありがとうございました」

「そして、プロになってご指導いただいた監督の皆様にもごれお礼を申し上げます。1年目の小野剛監督にはプロフェッショナルの精神を叩き込んでいただきました。ペトロヴィッチ監督には、試合に出る楽しさとプロで輝くための武器を作っていただきました。森保さんからは勝負へのこだわりを教わり、優勝の喜びとその価値を何度も味わわさせていただきました。ヤン・ヨンソンさん、苦しい時を救ってくれました。城福さんにはもう一度選手として勝負する情熱をいただきました。皆様、本当にありがとうございました」

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