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筑波大プロ内定者会見に5選手が登壇!磐田内定MF角昂志郎「山田大記さんの代わり以上の活躍を」

ゲキサカ / 2024年12月2日 17時34分

左から半代、田村、福井、小井土監督、角、沖田

 筑波大で2日、プロ内定選手記者会見が行われた。今年度は5人が登壇。大宮アルディージャに入団する主将DF福井啓太(4年=大宮U18)は、「これまで憧れてきたプロサッカー選手になるにあたって、自分が憧れられる選手になれるように日々努力していきたい」と意気込みを語った。

 プロ生活をどのカテゴリからスタートさせるかは気にするところだ。MF角昂志郎(4年=FC東京U-18)が入団するジュビロ磐田は、現在残留圏と勝ち点差3の18位。8日の最終節・鳥栖戦で逆転残留を決めるためには、勝利した上で他会場の結果を待つ必要がある。

 今年3月に磐田への25シーズン加入内定を発表した角は特別指定選手登録を行うと、4月のルヴァン杯・長崎戦に途中出場してデビュー。大学の活動を優先したためなかなかチームに帯同することはできなかったが、8月25日には本拠地ヤマハスタジアムで行った札幌戦に途中出場して、J1リーグ戦デビューも果たした。

 シーズン序盤はプレー精度を上げられずに悩む時期もあったが、後半にかけて結果も伴いだしたことで徐々に自信も取り戻している様子。だからこそプロ1年目の上位カテゴリでのプレーも希望する。「一緒に戦いたいですし、試合に出て自分が勝たせたい思いが強い。今は画面越しで祈るしかないもどかしさはありますけど、でもジュビロ磐田ならやってくれるだろうという期待をしています」。

 11月30日に行ったFC東京戦で2-1で逆転勝利を飾り、J1残留への望みをつないだ。後半44分に決めた決勝PKを、今季限りの現役引退を表明しているMF山田大記が決めたことでもストーリー性を感じさせる。

 チームに合流した際は、山田やGK川島永嗣といったベテランが積極的に声をかけてくれて、チームに溶け込みやすい雰囲気を作ってくれたという。角は「優しくしてくれたのが印象的だった。これからどの年齢になっても、ああいう人間性は忘れないようにしたい」と大先輩2人への憧れを口にすると、「大記さんは来年いなくなっちゃいますけど、大記さんの代わり、大記さん以上の活躍がしたいなと思っています」と力強く話していた。

以下、5選手の会見コメント
●福井啓太(→大宮)
「自分を9年間育てていただいた大好きなクラブに戻ることができて嬉しく思います。長所は対人の守備であったり、相手のプレーを予測してプレーするところ。まずは1年目からスタメンに定着してチームを引っ張ることが目標。憧れは元イタリア代表のファビオ・カンナバロ。CBとして後ろから組み立てて、自分の良さを発揮できるように頑張りたい」

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