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高卒プロの“元相方”はすでに引退、大卒で同じ熊本入団…筑波大FW半代将都は大ブレイクの先輩・濃野にも刺激

ゲキサカ / 2024年12月2日 21時12分

提供:筑波大学体育スポーツ局

 宮崎県出身のFW半代将都だが、高校時代を過ごした大津高がある熊本県を本拠地とするロアッソ熊本でプロキャリアをスタートさせることを決めた。筑波大で指導した小井土正亮監督も、「3年生の時には(同じFWの)内野(航太郎)も入ってきたけど、自分で立場をつかみ取った選手。大津高校出身ですので、“地元”で愛される選手になっていくと思う」とエールを送った。

 因縁めいたものを感じる。熊本は大津高時代に2トップを組んだ宮原愛輝さんが、高卒で入団したクラブ。ただ宮原さんは在籍2年目の22年9月に双方合意のうえで契約解除を発表。現役を引退した。そのクラブに今度は、大学4年間で成長した半代が加わることになった。「当時の彼はスーパーな選手で、彼とはもう一度プレーしたかった」。熱望した共闘は叶わないが、結果を残すことで“かつての相方”の無念を晴らすつもりだ。

 また大津高時代の一学年先輩で、今年関西学院大から鹿島アントラーズに進んだDF濃野公人の活躍にも大いに刺激を受けている。濃野はルーキーイヤーの今季、開幕からレギュラーとして試合に出続けると、J1で9得点を記録。9月末に半月板を損傷した影響で長期離脱に入ったが、今季最大級のインパクトを残した。

 濃野とは高校時代、キャプテンを引き継いだ関係でもあった。また筑波大は同じ茨城県ということもあり、鹿島と練習試合をする機会も多く、今季は“ピッチで再会”する機会にも恵まれた。「御飯にも連れていってくれて、いろいろな話をしてくれています」。同じ大津出身大卒Jリーガーとして、来季の結果で恩返しといきたいところだ。

 さらに今年の大津高は、プレミアリーグWESTを初優勝。年末の高校選手権でも優勝候補の一角として期待されている。半代も「選手権やプレミアチャンピオンシップを獲って、大津の年にしてほしい」と期待を寄せるが、その前に筑波としても大学選手権(インカレ)という大舞台が待っている。「我々にはまだ、一番大切にしているインカレの戦いが待っている」。笑顔にあふれた会見の最後に、小井戸監督も選手らの気を引き締めるように話していた。

(取材・文 児玉幸洋)
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