“日本屈指”新スタジアムでの躍動誓う長崎内定MF青木俊輔「大きい舞台でやる方が自分の特長も活きる」

長崎に進むMF青木俊輔(4年=東福岡高)

　最高の環境に燃えないわけがない。V・ファーレン長崎への加入が内定している法政大MF青木俊輔(4年=東福岡高)は3日の内定会見後、新スタジアム「PEACE STADIUM Connected by SoftBank(ピースタ)」での活躍を誓った。

　青木はサイドでのドリブルとボールを持つ中でのチャンスメイクを武器とし、「長崎のプレースタイルでもそこは重要視されているところなので、自分の特長がチームの特長に繋がる」と長崎入りを決めた。熊本県出身の青木にとって九州は高校時代(東福岡高/福岡県)も過ごした地であり、4年間の大学生活を経て戻る形。「九州には友達も多いので、試合に観にくる機会が増えるところでみんな喜んでくれました。一番は家族が観に来やすい場所なので自分自身も嬉しいなと思いました」と笑顔を見せた。

　長崎は今季の終盤から新スタジアムを使用していることでも話題を集めた。青木も何度か新スタジアムを訪れたといい、「やっぱり本当に凄いなと思いましたし、あのスタジアムでできるからこそ勝利をサポーターに届けないといけないと感じました」と気合いが入る。

「本当にピッチと応援席の距離も近くて、海外のスタジアムみたいな感じ。自分はそういう囲まれているような雰囲気は凄く好きで、そういった大きい舞台でやる方が自分の特長も活きると思いますし、自分のプレーを出して活躍したい」

　青木はサイドハーフを主戦場にする見込みを示しつつ、今季法政大で務めたインサイドハーフでの出場にも意欲を示す。「どちらでもできると思っている」と話す青木が1年目に掲げる目標は10ゴール10アシスト。「絶対できると思う」と意気込み、サポーターを熱狂させるべく結果にこだわる姿勢を示した。

(取材・文　加藤直岐)
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