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南葛SCの45歳MF稲本潤一が今季限りで現役引退…「黄金世代」の一員として日本サッカー界をけん引

ゲキサカ / 2024年12月4日 12時28分

現役引退を発表したMF稲本潤一

 南葛SCは4日、元日本代表MF稲本潤一の今季限りでの現役引退を発表した。

 1979年9月18日生まれの45歳は、G大阪の下部組織で育ち、97年に当時の最年少記録を更新する17歳6か月でJデビュー。01年途中に海外へと渡ると、アーセナル、フルハム、WBA、カーディフ、ガラタサライ、フランクフルト、レンヌを渡り歩き、10年に川崎Fに加入してJに復帰した。

 その後、札幌、相模原でプレーし、南葛SCには22年から在籍していた。

 また、MF小野伸二、MF遠藤保仁、FW高原直泰らと「黄金世代」と称されたメンバーの一人として年代別日本代表でも活躍し、99年のFIFAワールドユース選手権(現U-20W杯)準優勝に貢献。日本代表としても02年日韓、06年ドイツ、10年南アフリカと3度のW杯に出場するなど、A代表82試合5得点の記録を残した。

 稲本はクラブを通じ、以下のようにコメントしている。

「このたび、今シーズンをもって現役を引退する決断をいたしました。

南葛SCという素晴らしいクラブでキャリアの最後を迎えることができることを、大変誇りに思っています。この3シーズンでJFL昇格を果たせなかったことは、心残りであり、ファンや関係者の皆様には申し訳ない気持ちもあります。

しかし、クラブオーナーである高橋先生が掲げる「アジアチャンピオンズリーグ制覇」という大きな目標に向けて、自分もまた新たな形でサッカー界に貢献し、その目標達成のために力を尽くしたいと考えています。これからのキャリアの中で、もし再び南葛SCから必要とされる機会があれば、その時は全力で力を貸したいと思っています。

このクラブで過ごした3シーズンは、私にとってかけがえのない時間でした。南葛SCを支えてくださった全ての方々に心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。」

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