ペップがデ・ブライネとの不仲説を否定「全くの誤解」「彼が全盛期ならどれほど良かったかと思うが…」

ジョゼップ・グアルディオラ監督が不仲説を否定

　マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がMFケビン・デ・ブライネとの確執を否定した。イギリス『BBC』が伝えている。

　現在33歳のデ・ブライネは今季プレミアリーグ開幕から4試合連続でスタメン起用されたが、9月に負傷離脱を余儀なくされた。先月に復帰した後はUEFAチャンピオンズリーグを含む公式戦5試合の途中出場で、プレー時間は計72分間にとどまっている。

　直近のゲームとなる今月1日のプレミアリーグ第13節リバプール戦(●0-2)では終盤の投入だった。

　この起用法に『スカイ・スポーツ』で解説を務めるジェイミー・キャラガー氏とギャリー・ネビル氏が疑問を投げかけ、キャラガー氏は「デ・ブライネには何か問題があるように見える。あの2人の間には何かがある」と指摘。ネビル氏もベルギー代表MFの扱いについて「異常で、奇妙で、変だ」と同調した。

　しかし、グアルディオラ監督はデ・ブライネとの不仲説を一蹴。コンディションが理由だと示唆している。

「ケビンと私の間に問題があるというのは全くの誤解だ。私は彼を起用したくないわけではない。彼はファイナルサードで最高の才能を持つ選手だ。彼がいないことが喜びであるはずがない」

「彼はこのクラブに最大の成功をもたらしてくれた選手であり、彼が最善の状態に戻ることを私は切望している」

「彼が26歳や27歳の全盛期であったらどれほど良かったかと思うが、彼はもはやその年齢ではない。それでも彼はチームを助けたいという強い意志を持っており、その輝きは唯一無二だ」

　デ・ブライネとシティの現行契約は今季終了までとなっている。本人は契約延長に関して先日、怪我からの完全復活を優先するためクラブとの話し合いを保留していることを明かしていた。
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