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川崎Fが今年ラストACLEを快勝締め! 4発完封で山東に雪辱…退任の鬼木監督が3連勝4位で来年につなげる

ゲキサカ / 2024年12月4日 20時53分

直接FKを決めたMF山本悠樹

[12.4 ACLEリーグステージ第6節 川崎F 4-0 山東泰山 U等々力]

 AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)は4日に第6節を行った。川崎フロンターレは山東泰山(中国)と対戦し、4-0で3連勝。前半3分にFWマルシーニョが先制点を挙げ、同41分にはMF山本悠樹が直接FKを沈める。後半20分にはDFジェジエウのヘディングシュートで3点目。同45分にはルーキーFW神田奏真のアシストからFW山田新が4点目を決めた。今年最後のACLEを4勝2敗の4位で終え、来年2月11日に敵地で行われる浦項スティーラーズ(韓国)戦につなげた。

 直近2連勝で3勝2敗の4位に位置している川崎F。今年最後の、そして今シーズン限りで退任を表明している鬼木達監督にとって川崎Fで最後のACLEとなった。11月30日のJ1第37節・東京ヴェルディ戦(○5-4)から先発を6人変更。ジェジエウが怪我明け以降で初のスタメンに入った。4-4-2の布陣で最前線の2トップにはFW小林悠とFWエリソンが起用された。[両スタメン&布陣]

 山東はチェ・ガンヒ監督が10月2日の第2節・ヴィッセル神戸戦でレッドカードを受けて6試合、アシスタントコーチのキム・ヒュンミン氏は10試合のベンチ入り停止処分。今節もベンチに入れず、コーチのタン・ティアン氏が指揮を執った。また、攻撃の要であるFWクリザンも累積警告で出場停止。4-1-4-1の布陣を敷き、ロングボール主体で川崎Fに攻撃を挑んだ。

 今年2月に行われた昨シーズンのACL決勝トーナメント1回戦で敗れた相手だけに、川崎Fは負けられない。前半3分にさっそくゴールを沈める。MF河原創が中盤で相手の攻撃をせき止め、こぼれ球を拾って前進。パスを受けた小林が右サイドに展開し、エリソンがPA内に強引に入り込む。混戦のボールを収めたMF瀬川祐輔がカットインから左足シュートも、中国代表GKワン・ダーレイに阻まれるが、ファーサイドのマルシーニョが決め切った。

 勢いに乗る川崎Fはボールを支配。それでも一瞬の隙を突かれ、ピンチに陥る。前半36分にはFWゼカに右足ミドルを打たれるが、GKチョン・ソンリョンが片手でセーブし、ボールはクロスバー直撃。さらにPA内の混戦からゴール前で中国代表MFリー・ユェンイーにシュートを打たれるも、再びソンリョンがゴールを守り切った。

 再び流れを掴んだ川崎Fはセットプレーから追加点。前半41分、PA右手前でFKを得ると、山本が右足で直接シュート。ゴール右隅を狙ったボールはワンバウンドし、ワン・ダーレイに触れられるが、そのままゴールに吸い込まれた。

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