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京都内定、明治大DF永田倖大「どこにも負けたくない」プロ入り前に中学時代に2トップ組んだ半代擁す筑波大との決着を熱望

ゲキサカ / 2024年12月4日 21時57分

京都入りを内定させたDF永田倖大

 これまで100人以上のJリーガーを送り出してきた明治大の栗田大輔監督だが、卒業のタイミングで同時にJ1選手を6人輩出するのは初めてだと話す。その中で先日、6人目の内定選手として発表になったのが、京都サンガF.C.でプロ生活をスタートさせるDF永田倖大(4年=鳥栖U-18)だった。

 ビデオメッセージを送ったチョウ・キジェ監督も「1年目からチームの中心になってほしい」と大いに期待を寄せていた。永田も「京都のために全力で戦うこと。京都に入るからには京都を上位に導きたいですし、そのためにも日々実直にやりたい」と気合は十分。「キャラに押されないように、自分を持っていたい」と話す人生初の関西生活も、もう間もなくスタートする。

「自分は日々、コツコツやり続けることが武器。自分をしっかりと持って、良くても悪くても京都のために戦いたい。信頼され続ける選手、やり続けられる選手になりたいです」

 これまでの縁が今に繋がっているとしみじみと感じている。宮崎県出身で中学時代はセレソン都城FCでプレー。ロアッソ熊本入団を決めた筑波大FW半代将都とは、当時2トップを組んでいた。ただある時期、永田の調子が悪かったことで、「一回、後ろから見てみろ」と指示を受け、CBで試合に出場。それが思いの外ハマったことで、その日から永田のCB人生が始まった。

「それからあるフェスティバルで、今関西福祉大にいる古江秀大を見に来たスカウトの誘いで鳥栖U-18の話をもらった。本当は長崎総合科学大附高に行こうかと思っていて、鹿児島実高とかも話を貰っていたけど、当時は右も左も分からず、ただ強いチームに行きたいと思っていたので、鳥栖から話が来て即決しました」

 半代にも当時、一緒に鳥栖U-18に行く可能性があったが、同時に誘いを受けていた大津高に進学した。そこから2人は別々の道を進むことになり、高校では残念ながらコロナ禍もあってなかなか対戦する機会に恵まれなかったが、それぞれ関東地区の名門大に進んでライバルとして直接マッチアップを繰り返した。

 しかし今年8月の対戦では競り合いの際に半代が負傷。約1か月半の離脱に追い込んでしまった。「めっちゃ謝りました」という永田。普段から連絡を取り合い、進路を気にしていたという関係だったからこそ、お互いの進路決定には安どしている様子だ。

 そしてプロ入り前、大学で“決着”をつけたい思いも強めている。今季はリーグ戦で2試合、天皇杯で1試合対戦した明治大と筑波大だが、対戦成績は1勝1分1敗。大学選手権(インカレ)で「白黒決着をつけたい」と鼻息を荒くしている。

 また連覇を目指す明大の中でも、永田は昨年のインカレは1試合も出場できなかったことから、「自分の力で優勝に貢献したい」とも話す。「会見でも話したけど、どの大学よりも明治大学はこだわっていると思う。だからこそどこにも負けたくない」。J1内定6選手が大学最後の大会で大きな爪痕を残す。

(取材・文 児玉幸洋)
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