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昇格PO後のシャトルバス内で不適切発言か…松本と福島がそろって声明を発表

ゲキサカ / 2024年12月7日 19時2分

松本と福島が声明を発表

 今月1日にサンプロアルウィン(長野県松本市)で行われたJ2昇格プレーオフ準決勝・松本山雅FCvs.福島ユナイテッドFCの試合後、シャトルバス内で松本サポーターから福島サポーターに対し、東日本大震災に関連した不適切な発言があったと伝えるX(旧ツイッター)の投稿が確認されたとして、両クラブが声明を発表した。

 松本は「投稿内容の事実関係につきましては調査中ですが、このような事態になっていることは、弊社として大変遺憾でございます」とコメント。「甚大な被害をもたらした未曾有の大災害の被災地の方々に対するいわれのない偏見や非難は絶対にあってはならないこと」とし、Jリーグおよび福島の協力を受けながら「毅然とした態度で適切に対応して参ります」と表明している。

 福島は「現在、松本山雅FCさまを中心に事実関係を確認中です」とした上で、「一般社会同様に不適切な発言や誹謗中傷、差別的言動、暴力や暴言は、いかなる理由があっても許されません」と指摘。ファン・サポーターに向けて改めてリスペクト精神を訴え、「福島ユナイテッドFCはこれからも風評被害や差別的発言に屈することなく、さらに強くたくましく戦ってまいります」と述べた。

 なお、試合は1-1の引き分けに終わり、年間順位で上回る松本が決勝に進出。7日にJ2復帰を懸け、アウェーでカターレ富山と対戦する。

以下、両クラブの声明全文

■松本山雅FC
12月1日、サンプロアルウィンにご来場いただきました福島ユナイテッドFCのサポーターに対して、帰宅時のシャトルバス内で、松本山雅FCサポーターによる不適切な発言があったとする、X(旧Twitter)の投稿を弊社にて確認し、以降、弊社宛にも両クラブサポーターより本投稿に関するご報告をいただいております。

投稿内容の事実関係につきましては調査中ですが、このような事態になっていることは、弊社として大変遺憾でございます。

甚大な被害をもたらした未曾有の大災害の被災地の方々に対するいわれのない偏見や非難は絶対にあってはならないことで、本件につきましては、Jリーグおよび福島ユナイテッドFC様にもご協力をいただきながら、毅然とした態度で適切に対応して参ります。

いずれにおきましても、サッカーファミリーの一員として、「リスペクト」の精神で相手の気持ちを考え、思いやりのある言動を今一度心がけていただきますようご協力をお願いいたします。

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