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広島、最終節敗戦で逆転優勝ならず…G大阪が意地の3発圧勝でACL2出場圏フィニッシュ!!

ゲキサカ / 2024年12月8日 16時1分

 なおも攻める広島は前半22分、MF東俊希のFKから生まれたこぼれ球をDF佐々木翔が狙ったが、これも枠を外れてしまう。その後はなかなか互いにチャンスを作れない時間が続き、広島は同44分にも東の右CKから佐々木がヘディングで狙うも、再び一森のスーパーセーブに阻まれ、1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。

 後半は広島がさらにリスクをかけて攻めたことで、よりオープンな展開に。広島は8分、ショートカウンターから左サイドに渡し、東が逆足の右でカットインシュートを放つが、これも枠を捉えられない。

 それでも後半15分、元ポルトガル代表FWゴンサロ・パシエンシアと18歳のMF中島洋太朗を入れ、さらに攻める展開に持ち込むと、同25分、左サイドを攻め上がった東のクロスがゴール前に送り込まれ、加藤が左足ボレーで叩き込む。だが、そこでVARが介入。加藤のオフサイドが映像で確認され、同点ゴールは認められなかった。

 広島は後半33分、MF満田誠と今季限りでの退団が決まっているMF柏好文を投入。それでも同36分、G大阪が試合を決定づけた。右サイドで獲得したFKを鈴木がファーサイドに送り込むと、これをMFダワンがヘディングで折り返し、最後に詰めたのはDF中谷進之介。今季フルタイム出場が続いたDFリーダーがGK大迫敬介と競り合いながらも押し込んだ。

 厳しくなった広島は後半45分、G大阪のパスワークでゴール前を崩されると、坂本にこの日2点目を決められ、万事休す。坂本はこれで2桁得点の10ゴールに到達した。広島は後半アディショナルタイム、加藤が一矢報いるゴールを決めたが、そのままタイムアップ。他会場では首位の神戸が湘南を3-0で破って自力優勝を決め、広島は勝ち点4差での2位フィニッシュとなった。

 一方、G大阪は神戸が天皇杯を制したことで巡ってきたACL2出場圏内の4位でシーズン終了。正式なACL2出場決定は川崎Fと横浜FMのACLE、広島のACL2の結果次第(川崎F、横浜FMがACLEを優勝した場合はG大阪の出場はなし。広島がACL2を優勝した場合はACLE出場の可能性)となるが、4シーズンぶりにアジアへの挑戦権を獲得した。

(取材・文 竹内達也)
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