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吉田麻也、“ドリームチーム”に感慨、そして感じた懐かしさ「今ちゃんがひたすらいじられていた」

ゲキサカ / 2024年12月15日 21時11分

吉田麻也、“ドリームチーム”に感慨、そして感じた懐かしさ「今ちゃんがひたすらいじられていた」

[12.15 松井大輔引退試合 MATSUI FRIENDS 6-12 JAPAN FRIENDS ニッパツ]

 真横に中澤佑二さん、前には遠藤保仁さんに小野伸二さん。「もう一人の“シンジさん”(香川真司)とかね。子供のころの僕からしたら、ドリームチームだなと思って、すごく楽しかった」。DF吉田麻也(LAギャラクシー)は感慨深げに振り返った。

 ロッカールームから懐かしさ万歳だったという。「昨日の槙野選手のもそうですけど、なかなか一緒にできない選手と同じピッチでやるのは、感慨深いものがあります。今ちゃん(今野泰幸)がひたすらいじられていたので、すごい懐かしいなこの空気感と思いました」。試合後のセレモニーでは、内田篤人さんと横並びで立って、懐かしい姿もみせてくれていた。

 36歳と大ベテランの域に入っている吉田。ただ日本プロサッカー選手会会長の肩書のとおり、今も日本サッカー界の先頭に立って走っている。今シーズンは所属するLAギャラクシーでは、今月7日に行われた東地区王者のNYレッドブルズとの年間王者決定戦のMLSカップに勝利して、10年ぶり6度目の優勝に導いていた。

 自身キャリア初のチームタイトルだったこともあり、「新たなチャレンジをしようという中で分かりやすい結果が出たというのは説得力が増す」と大きな手ごたえを持った様子。「残れば」と前置きしたうえで、ハードスケジュールが予想される来季への意気込みもみせる。「辞めて何年も経つとプレーするのがしんどそうだなと思った。もう少しやりたいなと思った」。そう話して笑わせた吉田だが、その心配は当分必要なさそうだ。

(取材・文 児玉幸洋)

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