1年生GKが筑波大に立ちはだかる!! PK阻止で持ち堪えた大阪体育大、依然未勝利も8強入りに望み
ゲキサカ / 2024年12月16日 19時47分
ところが後半8分、キッカーの福井が左を狙ったPKを繰り出すと、これを大阪体育大のルーキーGK野村が完璧な反応でセーブ。開幕節・九州産業大戦(●0-1)ではPKをど真ん中に蹴り込まれて失点し、黒星発進の悔しさを味わっていた守護神のビッグプレーにより、試合の均衡は保たれた。
その後は筑波大がMF角昂志郎(4年=FC東京U-18/磐田内定)、MF廣井蘭人(2年=帝京長岡高)ら主力選手を次々に投入し、システムも3-1-4-2に変更。猛攻ムードに入るが、大阪体育大も運動量が落ちないFW佐野竜眞(3年=広島県瀬戸内高)の上下動、先発抜擢に応えたMF山田和樹(4年=立正大淞南高)のリスク管理が効いており、ゴールは割らせない。
そうして迎えた後半44分、筑波大はパワープレー攻撃でFW半代将都(4年=大津高/熊本内定)と小林がゴール前に飛び込むも、DF高橋大空(2年=星稜高)のスーパーブロックに阻まれ、またも得点はならず。終わってみれば筑波大がシュート数6本、大阪体育大が同3本という省エネの一戦は0-0で幕を閉じた。
筑波大のゲームコントロールを担ったMF徳永涼(2年=前橋育英高)は試合後、「中にボールが入るシーンが少なかったので、ポジショニングとか自分が無理矢理にでもターンするかを使い分けたりして、もうちょっと攻めるシーンを作りたかった」と反省点を述べつつも、「リーグ戦の2試合目という中、負けないことが大事で、その中で身体を張りながら失点がないのはポジティブ」と結果を前向きに受け止めた。
一方、鮮やかなPKストップでチームを救った大阪体育大の野村も「本当はチーム全員で勝ちたかったけど、PKを止めて次につなげられたというのは良かった」と安堵。実際、2試合目では黒星発進の東海学園大が白星発進の九州産業大を3-2で破ったため、大阪体育大は最終節に勝てばベスト8入りの可能性が大いに残されており、難敵相手に価値あるドローとなった。
18日の最終節は北九州市のミクニワールドスタジアム北九州で、東海学園大対大阪体育大、九州産業大対筑波大の順番で行われる。
(取材・文 竹内達也)
●第73回全日本大学選手権(インカレ)特集
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
奇跡起こした東海学園大、敗退目前“崖っぷち”から4分間で1-2→3-2大逆転!! サブから劇的弾の3年生DF大塚一希「出たら絶対にやってやるぞと思っていた」
ゲキサカ / 2024年12月16日 22時59分
-
新潟医福大と東洋大が2連勝でGL突破に大きく前進、明治大と筑波大も首位で最終節へ:決勝R第2節
ゲキサカ / 2024年12月16日 18時30分
-
日本一争うインカレ決勝ラウンド開幕!! 前回V明治大はドロー、夏の王者・阪南大は黒星発進:決勝R第1節
ゲキサカ / 2024年12月14日 18時31分
-
大変革のインカレ開幕!運命分ける予選ラウンド、総理大臣杯準V新潟医福大や東海勢は全3校が決勝ラウンド進出
ゲキサカ / 2024年12月7日 19時0分
-
[関東]明治大が2年ぶり8度目優勝!史上初の無敗V、広島内定エース中村草太は2年連続得点王&アシスト王W受賞
ゲキサカ / 2024年11月17日 16時14分
ランキング
-
1那須川天心 “振られた発言”の武居に苦笑い「振ってもないし、告ってもいない。恋愛慣れてないじゃん」
スポニチアネックス / 2024年12月16日 20時48分
-
2イチロー氏に投票しない記者は「荒らし」 米メディア断罪も…栄誉へ順調“22/22”
Full-Count / 2024年12月16日 18時25分
-
3J1町田 選手投票のJPFAアワードでも…ベストイレブン選出ゼロに「なんなんやろ…」の声
東スポWEB / 2024年12月16日 21時10分
-
4佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月16日 10時59分
-
5根尾の「覚醒願ってます」 7→30に“変更”も…竜党の変わらぬ期待「這い上がって」
Full-Count / 2024年12月16日 20時32分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください