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[MOM1014]東洋大MF増田鈴太郎(4年)_2連勝に導く2戦連発、勝負強さ光る絶好調アタッカー

ゲキサカ / 2024年12月16日 22時8分

[MOM1014]東洋大MF増田鈴太郎(4年)_2連勝に導く2戦連発、勝負強さ光る絶好調アタッカー

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.16 インカレ決勝ラウンドDグループ 常葉大0-3東洋大 岐阜メモリアルセンター長良川メドウ]

 右MFで先発した増田鈴太郎(4年=東海大相模高)は試合序盤から積極的な仕掛けをみせると、前半29分の場面ではエリア内を縦に仕掛けてMF南雄大(4年=日体大柏高)の先制点でアシストを記録。後半21分にはFW依田悠希(2年=三菱養和SCユース)の横パスから右足で決め切って、2戦連続弾を決めた。

 2日前に決めた後半アディショナルタイム決勝弾の勢いのままに試合に入っていた。東洋大はグループリーグの初戦で関西大と対戦。終盤までスコアレスのゲームとなったが、最終盤にスコアを動かしたのが、後半45分に投入されたばかりの増田だった。

 自らの手で掴んだと言ってもいい先発のチャンス。「中1日できついのは分かっていたし、自分がフレッシュな中で、きょうチームを勝利に導くことが与えられたタスクだと分かっていた。その中で結果を出して、勝てたことは良かった」。グループリーグ突破に王手をかける2連勝に充実の汗をぬぐった。

 今季はシーズンを通して勝負強さをみせている。関東大学リーグ1部では3得点を決めた増田だが、いずれも途中出場した試合で奪った得点。そしてすべてが勝利に貢献する得点になっていた。「途中出場がメインでしたが、その中で点を取ることが自分の役割だった。スーパーサブでもなんでもいいので、結果を残せればという思いでやっていました」。残した成績には達成感もある。

 ただ満足があるわけではない。卒業後もサッカーを続けたいという意向を持つことから、アピールに繋げたいとも考えている。同じサイドポジションを主戦場とするMF新井悠太にも「クオリティはみんな知っていると思うけど、負けているつもりはない」とライバル心をたぎらせている。「自分はやれるという思いがある。上の舞台で、悠太に負けないようにやっていきたい」。

 18日のグループリーグ最終節の日本大戦でも「3戦連発したい」と意気込んでいる。そして実は今年の日大戦は2戦2発と相性の良さも感じている。「本当にこのチームは優勝を狙えると思っている。一戦一戦頑張って、最後に優勝できればと思います」。今冬、神奈川県を制して初の全国選手権出場を決めた母校・東海大相模高の後輩たちにも刺激を貰っていると話す絶好調のアタッカー。自身もまた後輩たちへのエールとなるような活躍を届け続けたいところだ。

(取材・文 児玉幸洋)
●第73回全日本大学選手権(インカレ)特集

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