過去に浅野拓磨も指導…川村拓夢所属のザルツブルク、古巣復帰となるレッシュ監督の就任を発表

ボーフム時代のトーマス・レッシュ氏

　MF川村拓夢が所属するザルツブルク(オーストリア1部)は18日、トーマス・レッシュ氏(56)が新監督に就任することを発表した。契約期間は2027年6月30日までとなる。

　ザルツブルクはペピン・リンダース前監督(41)の下で今季をスタートさせたが、チームは現在リーグ戦で首位と10ポイント差の5位に位置し、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)では36チーム中32位と低迷。16日にリンダース氏の解任を報告していた。

　ドイツ国籍のレッシュ氏は、過去にザルツブルクのU-16・U-18チームを指揮したほか、トップチームでもアシスタントコーチや暫定監督(2試合)を歴任。ボーフム時代には現マジョルカの日本代表FW浅野拓磨を指導している。

　レッシュ氏はクラブ公式サイトを通じ、「ここに戻ってこられて本当に嬉しい。ザルツブルクは私にとって特別なクラブだ。これまでいくつかのことを経験し、今は監督として復帰することができる。できるだけ早くクラブのみんなと打ち解けたいと思っている。チームとして一緒に成長することが重要だ。全員が同じ目標に向かって進んでこそ成功するのだから」とコメントした。
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