[MOM1021]日本大MF関日向多(2年)_地元栃木凱旋の8強進出を決定づける後半AT決勝弾
ゲキサカ / 2024年12月18日 22時39分
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.18 インカレ決勝ラウンドDグループ 東洋大0-1日本大 岐阜メモリアルセンター長良川メドウ]
結果的には引き分けでも勝ち上がりは決まったかもしれない。ただ勝ち切ったという自信は必ず次に繋がる。日本大(関東6)は東洋大(関東3)を1-0で下し、グループ2位でベスト8の戦いへと勝ち上がった。
途中出場の背番号18が土壇場でゴールネットを揺らした。スコアレスで終わるかと思われた後半アディショナルタイム3分、日大は右サイドからDF松本大地(3年=帝京長岡高)が入れたクロスをFW関日向多(2年=JFAアカデミー)がワンタッチで合わせる。シュートはGK前田宙杜(4年=京都橘高/沼津内定)の股下を抜ける形でゴールに吸い込まれた。
後半開始から投入された関だが、最初は右ハーフでの出場。ただ怪我人も出たことで、途中からトップ下に入っていた。「役割がちょっと変わったので、ゴール前で仕事をして、結果を残そうという気持ちだった」。右SBもこなすユーティリティ性を武器とする関だが、高校時代から主戦場としてきたトップ下で結果を残せたことが何よりの自信になったはずだ。
恩師の前で成長をみせる大会にもなっていた。グループリーグの初戦で対戦した常葉大を今季から指揮する津田恵太監督は、昨年までJFAアカデミー福島を指導。関も高校の3年間でコーチとして接してきた。そして奇しくも、インカレ初ゴールは常葉大を崖っぷちに追い込む恩返し弾になった。「すごくモチベーションになっていたし、気持ちは高まっていた」。勝負事に徹した充実感が上回ってた様子だ。
ベスト8からは栃木県に移動した戦いになる。そして栃木県大田原市出身の関にとっては、“凱旋マッチ”にもなる。「次勝てばグリーンスタジアムでやれる。小学校の時にフェスティバルとかで結構やったことのある場所。中学で離れたので地元の友達とは最近は連絡を取っていないけど観に来てくれるかもしれない」。中3日の移動ゲームとハードな日程は続くが、関は気分よく地元に乗り込む。
(取材・文 児玉幸洋)
●第73回全日本大学選手権(インカレ)特集
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