「J2で15年苦しむ愛するクラブをJ1に戻したい」C大阪DF鳥海晃司が古巣の千葉に完全移籍

DF鳥海晃司が古巣の千葉へ

　ジェフユナイテッド千葉は21日、セレッソ大阪のDF鳥海晃司(29)が完全移籍で加入することを発表した。

　鳥海は千葉U-18から明治大を経由し、2018年に千葉のトップチームに加入。2021年に活躍の場をC大阪に移し、今季J1リーグ戦では30試合に出場した。

　千葉復帰にあたって公式サイトを通じ、「ジェフを出て行く時にも伝えましたが、サッカー人生は短いです。その短い人生の中での次の目標はJ1でプレーする事よりも、J2で15年苦しむ、愛するクラブをJ1に戻したい。自分がJ1に上げてこのステージに戻ってきたらいいんだと、サッカー人生を賭けて、覚悟を決めて戻って来ました」と決意を語っている。

　C大阪の公式サイト上では「全てを話す事はできないので1つだけ伝えさせて下さい。選手、クラブスタッフ、サポーター、スタジアム、セレッソの全てが心から大好きです。このクラブでプレーできた事は僕の誇りです。セレッソファミリー全ての人にこの場を借りてお礼を言わせてください。4年間素晴らしい時間をありがとうございました」と感謝を述べた。

以下、クラブ発表プロフィール&コメント全文

●DF鳥海晃司
(とりうみ・こうじ)
■生年月日
1995年5月9日(29歳)
■出身地
千葉県
■身長/体重
182cm/71kg
■経歴
FCウーノ木更津-千葉U-15-千葉U-18-明治大-千葉-C大阪
■出場歴
J1リーグ:83試合1得点
J2リーグ:79試合1得点
カップ戦:18試合1得点
天皇杯:10試合1得点
ACL:3試合
■コメント
▽千葉
「セレッソ大阪から加入する事を決めました。
ジェフを出て行く時にも伝えましたが、サッカー人生は短いです。その短い人生の中での次の目標はJ1でプレーする事よりも、J2で15年苦しむ、愛するクラブをJ1に戻したい。
自分がJ1に上げてこのステージに戻ってきたらいいんだと、サッカー人生を賭けて、覚悟を決めて戻って来ました。
この決断が間違っていなかったとを自分自身に、そして自分の意思を尊重してくれた家族のためにも証明しなければなりません。
いい時もそうでない時もお互いを信じてファミリーとなって必ず昇格しましょう」

▽C大阪
「2024シーズンをもちましてジェフ千葉に移籍する事になりました。全てを話す事はできないので1つだけ伝えさせて下さい。選手、クラブスタッフ、サポーター、スタジアム、セレッソの全てが心から大好きです。このクラブでプレーできた事は僕の誇りです。セレッソファミリー全ての人にこの場を借りてお礼を言わせてください。4年間素晴らしい時間をありがとうございました」
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