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「価値を失くしてしまうと思って」桐蔭横浜大FW岡崎寅太郎が見つめ直した武器、“急遽メンバー入り”の一戦で開花

ゲキサカ / 2024年12月23日 18時30分

 すると交代直後の後半44分、自陣でボールを受けて2対2のカウンターになると中央をドリブルで切り裂いて右足一閃。ボールはゴール左に吸い込まれていった。点差や時間帯を考えるとこのゴールが勝利に与えた影響は少なかったかもしれないが、岡崎にとっては大きな意味を持つ一発。まさに取り組んできた形でゴールを決めたことに「来年とかその先にも繋がるイメージが湧いたかなと思います」と笑顔を見せた。

 岡崎を抜擢した安武亨監督にとっても「嬉しかった。やっと取ったか」と待望のゴール。「彼の前向きのドリブルからのシュートは特長なので、素晴らしいゴールだったかなと思います」と目を細めていた。

 熾烈なポジション争いの中でアピールした一方、「守備の追い方だったり攻撃のアイディアだったりをまだまだもっと盗みたいくらい」という先輩の壁は高い。この日岡崎との交代で退いたFW笠井佳祐(4年=関東一高/新潟内定)は1人で4点を決め、先発したFW渡邊啓吾(4年=旭川実業高/湘南内定)も前線で体を張り続けた。岡崎は「残り少ない2試合を無駄にしないように、自分もしっかり勉強させてもらいたいと思っています」と4年生と戦える最後の舞台を大切に戦い抜いていく構えだ。

(取材・文 加藤直岐)
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