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出場校チーム紹介:静岡学園高(静岡)

ゲキサカ / 2024年12月23日 21時13分

「物凄い成長」を遂げた静岡学園高(静岡)は一戦必勝で日本一を目指す

第103回全国高校サッカー選手権

静岡学園高(静岡)
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静岡学園高写真ニュース
画▼全国大会日程
1回戦 vs.広島国際学院高(広島)■出場回数
2年連続15回目■過去の最高成績
優勝(95、19年度)■その他、過去の主な全国大会成績
選手権準優勝1回(76年度)、同3位1回(96年度)、インターハイ準優勝1回(11年)、同3位1回(21年)、同出場9回、全日本ユース(U-18)選手権準優勝1回(03年)、同3位1回(10年)、プレミアリーグWEST3位(23年)■監督
川口修■主将
DF野田裕人(3年)■今季成績
[インターハイ](全国8強)
県決勝 2-1 藤枝東高
全国1回戦 2-1 興國高(大阪1)
全国2回戦 1-1(PK3-2)東山高(京都)
全国3回戦 2-1 日章学園高(宮崎)
全国準々決勝 0-3 神村学園高(鹿児島)
[リーグ戦]
プレミアリーグWEST9位(6勝8分8敗)
[新人戦](県優勝)
県決勝 2-0 浜名高
■予選成績
決勝T1回戦 8-0 日大三島高
準々決勝 3-0 清水桜ヶ丘高
準決勝 6-1 飛龍高
決勝 2-0 浜松開誠館高■都道府県予選決勝布陣
[4-1-4-1]
       乾皓洋

原星也         神吉俊之介
    天野太陽 篠塚怜音

       堀川隼

土田拓          望月就王
    岩田琉唯 関戸海凪

       有竹拓海■予選取材記者(編集部・吉田)チーム紹介
「物凄い成長」を遂げた技巧派軍団
 50年以上前から一貫してテクニカルなスタイル。日本一2度の歴史も持つ元祖・技巧派軍団が、今年度も優勝候補の一角と言えるほどのチームへ進化を遂げている。今季はプレミアリーグWESTで開幕5連敗。インターハイ予選後の同リーグ(6月)では大津高(熊本)に1-8で惨敗した。だが、この敗戦から全国優勝するための“基準”を学習。それからの半年間で技術力も守備力も明らかに変わったチームについては、川口修監督も「物凄い成長が見られた」というほどだ。
 選手権予選は、川崎F内定の強力右SB野田裕人主将(3年)とJクラブも関心を寄せたドリブラーの左SB鵜澤浬(3年)を怪我で欠く中での戦い。だが、大会MVPのCB岩田琉唯(3年)とCB関戸海凪(3年)を中心に堅守を構築し、中盤からFWへコンバートされた乾皓洋(3年)が得点王を獲得する活躍を見せた。また、ともに中心選手へ成長したMF天野太陽(3年)やMF堀川隼(3年)、ブレイクした万能型MF篠塚怜音(2年)らが静学らしいテクニックやインテリジェンスを披露。県3冠達成後の11月に開催された大津との再戦(1-2)では、MF原星也(3年)やCB吉田俐軌(2年)が活躍するなど互角の戦いを演じている。
 離脱の続いていた野田や鵜澤が予選後に復帰。また、MF佐々木雄基(2年)ら下級生の突き上げもある。もちろん、決定力を高めなければ勝ち抜くことは難しいが、対戦相手や状況に応じて選手を使い分けることができるほどの選手層の厚さは大きな魅力。野田は「本当に日本一取るために、ピッチ内外含めてよりこだわって選手権を迎えたいなと思います」。「物凄い成長」を遂げた静岡学園が一戦必勝で日本一を目指す。■予選取材記者(編集部・吉田)注目選手
・DF岩田琉唯(3年)
静岡MVP
「県予選では怪我の野田に代わってキャプテンマークを巻き、カバーリングやビルドアップなど質の高い攻守。県予選MVPに輝いた。『全国でも県大会でやった以上のプレーをしっかり出せるように頑張りたい』と意気込む」

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