出場校チーム紹介:長崎総合科学大附高(長崎)
ゲキサカ / 2024年12月24日 18時27分
第103回全国高校サッカー選手権
長崎総合科学大附高(長崎)
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画▼全国大会日程
1回戦 vs.正智深谷高(埼玉)■出場回数
2年連続10回目■過去の最高成績
8強(17年度)■その他、過去の主な全国大会成績
インターハイ出場5回(最高成績=8強)■監督
定方敏和■主将
MF宇土尊琉(3年)■今季成績
[インターハイ](県準優勝、九州初戦敗退)
県決勝 0-1 国見高
[リーグ戦]
プリンスリーグ九州1部4位(7勝5分6敗)
[新人戦](県4強)
県準決勝 1-3 国見高
■予選成績
3回戦 4-1 佐世保実高
準々決勝 2-1 海星高
準決勝 3-1 九州文化学園高
決勝 4-0 創成館高■都道府県予選準決勝布陣
[4-4-2]
坂本錠 市川太陽
松下昊稀 寺井海人
宇土尊琉 高橋駿介
小手川蓮 黒木秀彰
角田碧斗 島田俐亜武
マガリェンス・アルナウド■予選取材記者(松尾祐希記者)チーム紹介
逞しさがアップ。新たな歴史を作るか
1月の県新人戦準決勝は国見高に1-2で敗れ、6月のインターハイ予選決勝でも国見に0-1で敗北。今夏の全国舞台で8強入りを果たしたライバルの牙城を崩せずにいたが、今予選はプリンスリーグ九州1部で揉まれた経験が追い風となった。
「人任せのところがあって、今年の課題だった」(定方敏和監督)。絶対的なリーダーがおらず、まとまりに欠ける部分があったが、強豪校やJクラブの育成組織と戦うなかで逞しさがアップ。DF角田碧斗(3年)、DF島田俐亜武(3年)のCBコンビが安定し、チーム全体のプレー強度も高まった。前線からのプレスも機能するようになり、MF宇土尊琉(3年)、MF高橋駿介(3年)のダブルボランチコンビはセカンドボールの回収で競り負けずに対応。コンパクトな陣形から繰り出すショートカウンターもハマるようになり、FW坂本錠(3年)の得点力が活かせるようになった。
課題だった試合運びも今予選中に改善され、先制を許した準々決勝の反省を踏まえて臨んだ九州文化学園高との準決勝は立ち上がりから圧倒。開始2分に坂本がネットを揺らし、その後も効果的にゴールを重ねて3-1で勝利を収めた。決勝も0-0で迎えた後半の立ち上がりに2点を奪い、終わってみれば4-0の圧勝。創成館高を撃破し、2年連続の選手権出場を決めた。
右肩上がりで成長を続けるチームが目指す頂は国立の舞台。過去最高の8強を超え、新たな歴史を作れるか注目だ。■予選取材記者(松尾祐希記者)注目選手
・FW坂本錠(3年)
勝負強さを備えたストライカー
「中学2年までは川崎F U-15に在籍し、帝京高の田所莉旺(3年)は中学時代のチームメイトで大親友。柴田翔太郎(3年)や土屋櫂大(3年)といった川崎F U-18のメンバーからも刺激をもらっており、長崎の地で狡猾な動きと決定力に磨きをかけてきた。準決勝では勝負を決める2ゴールを挙げるなど、勝負強さも持ち合わせる」
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