主将とのホットラインも注目。引き出し、活躍する回数を増やしてきた帝京MF堀江真広
ゲキサカ / 2024年12月25日 19時10分
予選準決勝では帝京高(東京)を2-1の勝利へ導く2発。予選優勝後のプリンスリーグ関東1部・矢板中央高(栃木)戦でも貴重な同点ゴールを叩き出した。MF堀江真広(3年=浦和レッズジュニアユース出身)は今、取り組んできたことが実を結んできている。
「結構、自分の引き出しを増やせるようにずっと練習してきて。自分の良さっていうのは周りとの連係とかそういうのが多いんですけど、個人でのクロスとか、シュートとか、そういうところで伸ばそうと練習して、結果として出てきている」
浦和ジュニアユース時代は主にトップ下。「何か試合見に行ったんですけど、楽しそうだな、ここでやりたいな」と感じて進学した帝京では、SHとしてプレーすることが多い。外に張るよりも、内側でボールを受けてスルーパスを通すことが得意のプレー。加えて、プレーの幅を広げてきたMFは今、MF砂押大翔主将(3年)とのホットラインがチームの大きな武器になっている。
選手権予選準決勝・東京実高戦の先制点と矢板中央戦の同点ゴールはいずれも砂押のミドルパス1本で抜け出して決めたものだ。「ホットラインっていうか。結構、練習からも砂押が持ってたら抜けれるように準備していて、目合って砂押からいいボール出てくるんで、そこに走り出すっていう感じです」。藤倉寛監督からの厚い信頼を受けている堀江は、抜け出すタイミングが掴めたことでより活躍できるようになってきている。
帝京の3年間で成長したと感じる部分は、「ボールの扱い。止める・蹴るもそうですし、相手の動きを予測して、止めるところに止めることとか、ドリブルのコース取りとか」。憧れは浦和のMF中島翔哉。浦和ユースへ進んだGK吉澤匠真やMF松坂芽生ら中学時代のチームメートは今も仲良く、切磋琢磨してきた存在だ。
3年間の集大成の選手権は、「めちゃくちゃ楽しみですね」という国立競技場での開幕戦からスタートする。「観客魅了して、帝京らしさ貫いて。もちろん結果にこだわって勝ちたいです。(個人としては)全試合ゴールしたいですし、アシストも」。できることの多さを示し、まずはチームのために国立のゴールネットを揺らす。
(取材・文 吉田太郎)
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