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湘南内定FW渡邊啓吾は累積警告で出場停止「僕の責任」桐蔭横浜大は完封負けで4強敗退

ゲキサカ / 2024年12月26日 18時58分

湘南内定FW渡邊啓吾は累積警告で出場停止「僕の責任」桐蔭横浜大は完封負けで4強敗退

[12.25 インカレ準決勝 桐蔭横浜大0-1東洋大 栃木県グリーンスタジアム]

 試合終了のホイッスルはスタンドで聞いた。FW渡邊啓吾(4年=旭川実高/湘南内定)はイエローカードの累積で出場停止。この日は応援に回っていた。「自分がいればだったり、試合が思い通りに進まない時間帯があったりで責任を感じたし、自分への呆れもありました」。桐蔭横浜大(関東7)は東洋大(関東3)に0-1で敗れ、ベスト4で敗退した。

 エースストライカーを欠く戦いは苦戦を強いられた。前線でなかなかタメが作れない桐蔭大は、守勢に回る時間帯が多くなる。そんな中でもDF松本太一(4年=広島ユース/鳥取内定)とDF飯島大地(2年=桐蔭学園高)の両CB、守護神・西澤翼(4年=磐田U-18/磐田内定)を中心に東洋大の攻撃を跳ね返していたが、後半33分、CKの流れから失点してしまった。

「試合前は全員と言葉をかわして、頼むぞと背中を押していったけど、それしかできることがなかったのが悔しい。東洋のような繋ぐチームに前から行くことは結構得意なので、相性的には良かったと思うけど、出れなかったので、僕の責任です」

 2年前に日本一の景色を見せてくれた先輩であるFW山田新は、川崎フロンターレで今季、19得点を決めて大ブレイク。来季より湘南でプロキャリアをスタートさせる渡邊もその背中を追いかけたいところだ。「来年はこういったことがないように、不用意なファウルを減らして、全力でチームのためにクリーンな選手になって勝利に貢献したい」とした桐蔭大産のストライカーは、「湘南ベルマーレに関わる全ての方に愛されるようなプレーヤーを目指して頑張りたい」と来季への決意を新たにしていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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