鳥栖U-15は2年生スーパーサブFW太田凛空が鮮烈同点弾「ここぞのタイミングで出してもらった」
ゲキサカ / 2024年12月26日 17時21分
[12.25 高円宮杯U-15準決勝 鳥栖U-15 1-1(PK1-3) 浦和Jrユース 味フィ西]
終盤の失点から5分後の後半33分、サガン鳥栖U-15が反撃の一手を託したのは2年生のスーパーサブだった。
するとFW太田凛空(2年=弥生FC)は投入からわずか2分後、ファーストプレーで満点回答を出した。左サイドを攻め上がったMF平山舜のクロスにニアサイドで反応すると、角度のないところからヘディングシュート。「ゴールはあまり見えていなかったけど、だいたいの感覚で飛び込んだ」。完璧なフリックでポスト脇に叩き込んだ。
ファーストタッチで奪った劇的同点弾。「やってやったぞと。全国大会は後半20分くらいの出場が多くて、ここまでたくさん試合に出られていたわけじゃないけど、ここぞのタイミングで出してもらって、得点が生まれて良かった」。これ以上ない結果で指揮官の信頼に応えた。
「全員がここに来られているわけじゃないし、その中でもメンバーは絞られている。選んでもらっている気持ち、誰かのためという気持ち、何より3年生と長くサッカーをしたいのでその一心で頑張りました」とメンバーに入れなかった同期たち、引っ張ってくれた3年生たちへの思いも背負ったゴールだった。
だが、そんな思いは報われず、鳥栖U-15はPK戦の末に敗退。日本一への挑戦は来季に持ち越される形となった。
福岡市博多区から「全国で結果を出していたし、自分のプレーも鳥栖のほうが合っていると思った」と鳥栖への越境加入を選んだ太田は来季に向けて「チームが苦しい時に走れて、点が取れる選手になりたい。自分の武器はハードワークや走るところなので、自分にできることをやっていきたい」と決意新た。憧れるスペイン代表MFガビ(バルセロナ)のように、泥臭く走りながら結果を出す選手となり、再びこの地に帰ってくる。
(取材・文 竹内達也)
●高円宮杯第34回全日本U-15選手権特集
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