1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

埼玉王者・正智深谷、8年ぶり全国で初戦突破!! 県予選から5戦連続1点差「粘り強いのが今年の良さ」

ゲキサカ / 2024年12月31日 12時59分

 だが、長崎総大附もすぐさま追いついた。DF角田碧斗(3年=三股町立三股中)のロングフィードを途中出場FW市川太陽(2年=鈴鹿市立鈴峰中)が収め、坂本、MF宇土尊琉(3年=島原市立有明中)が立て続けに運ぶと、宇土のクロスに市川が反応。オーバーヘッドは空振りとなったが、こぼれ球を拾ったMF高橋駿介(3年=京都JマルカFC COMRADE)が右足で突き刺した。

 そのまま1-1でハーフタイムへ。しかし、後半も正智深谷が均衡を破った。やはり起点は鹿倉。後半13分、鹿倉が相手のクリアボールを高い位置で拾い、キックフェイントから縦パスを差し込むと、これを受けたMF吉田匠吾(3年=FC CORUJA)がラストパス。10番の近藤がドリブルで攻め込み、右足で強烈なシュートを放つと、GKアルナウドの手を弾いたボールがゴールに突き刺さった。

 その後は長崎総大附がFW竹嶋優(1年=FC佐伯S-play・MINAMI)、DF河野泰良(1年=FC佐伯S-play・MINAMI)ら期待の1年生を投入し、反撃を試みるが、ロングボールの精度を欠いて前進できない。最後は185cmの長身DF島田俐亜武(3年=クラブレジェンド熊谷)を前線に上げ、パワープレーに出るも、そのままタイムアップ。正智深谷が初戦突破を果たした。

 2回戦は過去3度の優勝回数を誇る東福岡高(福岡)との対戦が決定。小島監督は「優勝経験のあるプレミアのチームで、なかなか厳しいが、サッカーは実力のあるほうが必ず勝つわけではない。日本代表もW杯でスペイン、ドイツを破ってグループリーグ突破をしているわけで、戦ってみないとわからないものもある。向こうの方が上かもしれないが、チャレンジャー精神で行って、埼玉県代表として勝つということを頑張りたい」と大物撃破に意欲を見せた。

(取材・文 竹内達也)
●第103回全国高校サッカー選手権特集▶部活生の足元を支える新素材!カンガルーレザーからSILKYWRAPへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください