[MOM4978]滝川二MF三宅蔵ノ助(3年)_後半終了間際のPK決勝弾「外す気はない」自他ともに認める強胆力
ゲキサカ / 2025年1月7日 10時39分
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[12.29 選手権1回戦 山梨学院高 1-2 滝川二高 ニッパツ]
落ち着いて勝ち越しゴールを決めた。滝川二高は1-1で迎えた後半39分にPKチャンス到来。MF三宅蔵ノ助(3年)が冷静に決め切り、勝利を掴んだ。「自分はPKキッカーを任されているので、そこの責任感は持っている。外す気はない」と力を込めた。
滝川二は前半24分にMF治部翔(3年)の得点で先制も、前半終了間際に山梨学院高に追いつかれる。後半に入っても1-1のスコアは動かず。三宅は延長戦も覚悟した。
だが、今大会のレギュレーションで延長戦はない。前後半で勝負がつかないとそのままPK戦に突入する。「正直80分でPKということを知らなかった(笑)。延長だと思っていました……」(三宅)。するとPK戦にもなることはなく、試合は三宅が決した。
後半38分、途中出場のMF松元大智(3年)がドリブル突破で敵陣に入り、ファウルを誘発する。主審が滝川二にPKを与えた。「松本くんが取ってくれただけ。自分は別に何もしていない」。39分、ボールを持った三宅はひと呼吸をついてキックポイントにボールを置く。助走から右足シュートをゴール右隅に決めた。
県予選決勝でも、PK戦最後の5人目を務めた。強い胆力は小森康宏監督も認める。「あいつはあんまりPKを外さないので。もうみんなも信じていた」。一方で、三宅は「みんなのPKの得点」と謙虚。「決勝でPKを蹴っていたことで、『タイミングをずらしてくるぞ』という野次も聞こえていた。川上(瑠已)とかが野次を抑えてくれた」と感謝を示した。
2010年度に選手権を制した強い滝川二を取り戻す戦いが始まった。「初戦は難しいと言われていたので、しっかり緊張感を持って入れた。しっかり突破することができて本当によかった」(三宅)。キャプテンで、背番号10で、チームの司令塔でもある三宅は、仲間とともにあと5試合を戦い抜く。
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