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[MOM4980]大津MF兼松将(3年)_プレミア11得点のシャドーストライカーが苦しむチームを先制ヘッドで救う!

ゲキサカ / 2024年12月29日 22時52分

「ヘディングした後にコケちゃって、最初はよく見えなかったんですけど(笑)、少しの隙間からボールがネットに入ったのが見えたので、コーナーフラッグまで走っていったら、スタンドの仲間たちが喜んでいたので、とても嬉しかったです」。

 兼松の先制弾で1点をリードした大津は、後半にも3点を加点し、終わってみれば4-0で快勝。「なかなか点が入らないまま、前半の時間がどんどん過ぎていっているなとはみんな思っていたと思うんですけど、繰り返しやり続けることが大事だと思うので、そういった部分でもああいう難しい時間帯に決められたことは良かったかなと思います」と笑顔を見せた6番は、自身にとっても全国大会初ゴールとなる確かな結果で、チームの初戦突破に大きく貢献してみせた。


 昨シーズンまではボランチを主戦場に置いていたものの、今季はその攻撃性を評価されて高い位置へとコンバート。「今のシステム的には4-3-3気味で、嶋本と自分がシャドー気味なんですけど、今日は自分がシャドーの位置に行く必要もなかったので、山下と2トップ気味になっていました」と自ら語るように、1.5列目あたりを自由に泳ぐスタイルがチームにフィットし、数々の公式戦で得点を重ねてきた。

 決して強く自己主張するタイプではない。世代屈指の守備者が居並ぶプレミアで11ゴールを挙げながら、「自分の得点はゴール前で押し込むシーンが多くて、山下や嶋本、畑がゲームを動かしてくれて、そういう流れの中でたまたま自分のところにボールが来て、たまたま決められているだけで、そういう結果に繋がっているのもチームのみんなのおかげだと思うので、周囲に感謝したいです」と謙虚な言葉が口を衝く。

 ただ、充実したシーズンを過ごしてきた中で、確かな自信を付けてきていることも間違いない。プレミアWEST得点王に輝いた山下や、清水エスパルスへの入団が内定している嶋本に注目が集まる中で、彼らにも負けないだけの存在感をゴール前で纏っている。

 もともと持ち合わせていたポテンシャルを着実に解き放ち始めている、6番を背負った仕事人系のシャドーストライカー。大津が悲願の選手権日本一を手繰り寄せるためには、兼松のさらなる躍動が必要不可欠だ。

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(取材・文 土屋雅史)
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