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遠藤航が今季最長出場のリバプール、敵地5-0完勝で2024年フィニッシュ!! サラーが前半戦17G13Aの大暴れ

ゲキサカ / 2024年12月30日 6時14分

MF遠藤航が今季リーグ戦で最長出場

[12.29 プレミアリーグ第19節 ウエスト・ハム 0-5 リバプール]

 プレミアリーグは29日、第19節を各地で行い、MF遠藤航所属のリバプールはウエスト・ハムに5-0で完勝した。遠藤は後半12分から途中出場。11月2日のブライトン戦での後半32分からの投入を上回り、今季のリーグ戦で最も長いプレータイムを記録した。またチームも14勝3分1敗の好成績で首位独走態勢を固め、2024年を締めくくっている。

 敵地ロンドン・スタジアムに臨んだ一戦。リバプールは立ち上がりこそウエスト・ハムのカウンター攻撃に苦しみ、チャンスを作られたが、オープンな展開の中でサイド攻撃が機能し、貫禄のゴールラッシュを披露した。

 まずは前半30分、MFアレクシス・マック・アリスターからのパスを受けたFWルイス・ディアスがペナルティエリア際までドリブルで持ち込み、スルーパスを送ると、これは相手に阻まれたが、こぼれ球を拾ったL・ディアスが右足一閃。強烈なグラウンダーシュートをゴール左隅に突き刺し、先制に成功した。

 直後にはFWモハメド・クドゥスのミドルシュートが右ポストに当たって命拾いすると、前半40分、マック・アリスターの浮き球パスにDFトレント・アレクサンダー・アーノルドが抜け出し、中に渡すと、FWモハメド・サラーが相手に寄せられながらもラストパス。これに反応したFWコーディ・ガクポが決め、2-0とした。

 なおも止まらないリバプールは前半44分、MFカーティス・ジョーンズからのパスを受けたサラーがゴール右斜め前から左足シュートをニアポスト脇に突き刺し、さらに追加点を奪う。サラーはこれで1ゴール1アシスト。今季のプレミアリーグでゴールとアシストを共に記録した試合が史上最多8試合となり、今季18試合目にして早くも大記録を打ち立てた。

 この日のリバプールはその後も攻め手を緩めず、後半9分にアレクサンダー・アーノルドがミドルシュートを突き刺し、4-0。同12分にはMFライアン・フラーフェンベルフに代わって遠藤が投入され、2試合連続の途中出場に加え、今季のプレミアリーグで最も早い時間帯での登場となった。

 遠藤は時折高いポジションにスプリントをかけたり、中盤を幅広く動き回ってボールをさばいたりと、早い投入でも普段どおりの存在感を発揮。すると後半39分、リバプールはカウンターからサラーが抜け出すと、ラストパスをFWディオゴ・ジョタが決めて5-0とした。

 なおサラーはこれでプレミアリーグ通算81アシスト目。デイビッド・ベッカム氏の80を上回り、単独10位の大記録を樹立した。また今季の通算成績も17ゴール13アシストとし、早くも昨季1年間での実績である18ゴール10アシストをスコアポイント(ゴール+アシストの数)で上回った。

 試合はそのままタイムアップ。勝利したリバプールが1試合消化の多い2位のノッティンガム・フォレストとの勝ち点差を8に広げ、首位独走態勢をキープした。
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