[MOM4983]東北学院MF佐々木智貴(3年)_幼馴染から届いたスーパーアシスト、サッカー人生“一区切り”の大会で躍動弾
ゲキサカ / 2025年1月1日 11時25分
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[12.29 選手権1回戦 東北学院高 3-1 奈良育英高 ニッパツ]
ともに歩んできた仲間と、最後の大会に臨む。東北学院高MF佐々木智貴(3年=東北学院中)は後半31分に勝利を決定づけるチーム3点目。「チームのために走ろうと思ったら最後にチャンスが来た。ちょっと攣りかけていたけど、最後もう決めなきゃという気持ちで押し込んだ」と笑顔を見せた。
後半31分、 GK橋本脩礼(3年)はボールを胸に抱えた直後、最前線を見据えた。「キャッチしたら絶対に前線から探すことは徹底していた。そこで智貴がいいタイミングで動き出してくれていた」(橋本)。鋭いキックで飛んできたボールは、佐々木のスピードにドンピシャで収まる。「長年やっているので目と目が合った感じ。出せ出せ出せと思ったら本当にいいボールが来た」(佐々木)。勢いのままPA内に入り、飛び出した相手GKをかわして無人のゴールに流し込んだ。
佐々木と橋本は幼馴染。「赤ちゃんの頃からずっと一緒にいる」(橋本)。佐々木の父は東北学院のメンバーとして37年前の選手権に出場。その2個下の後輩が橋本の父で、東北学院の指揮官でもある橋本俊一監督だ。ともにGKだったからこその縁もあり、2人は卒業後も付き合いは続いた。
橋本は「家族で仲がいい」と佐々木との関係性を明かす。「家族の一員みたいで、小学校もスポ小も、中高も一緒。兄弟みたいに僕は思っているし、お父さんも息子のようにかわいがって3年間指導してきている」。佐々木のゴールには「橋本家、佐々木家で大喜びだと思う」と笑う。
一方、橋本監督は「感無量」と喜び以上の感情があふれた。「あのゴールはうれしかった。(脩礼の)あんなキックは見たことがなかった。最高のゴールになったんじゃないかな。思い出に残るシュートだったんじゃないか。私も感無量です」。幼いころから見守ってきた“息子たち”の活躍に涙をにじませた。
佐々木は高校生でサッカー人生に“一区切り”を打つ予定だという。「高1くらいから高校で(サッカーは)最後かなと。この大会にも懸けている」。卒業後は東北学院大に進学予定。将来はスポーツ関係の仕事に就き、サッカーに関わることを目指している。
最後は笑顔で終わるつもりだ。「この大会でひとつでも勝って、みんなでてっぺんを目指したい」(佐々木)。橋本も「これで終わるのは悲しい」と惜しみつつ、「一日でも一緒にサッカーできるようにがんばっていきたい」と佐々木への思いを語った。
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