1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

山形県勢は18年連続初戦敗退…東海大山形指揮官は選手に感謝「勝たせられなかったのは監督の責任」

ゲキサカ / 2024年12月30日 18時33分

ゴールに迫るも1点が遠かった

[12.29 選手権1回戦 東海大山形高 0-1 松山北高 U等々力]

 東海大山形高(山形)は相手の倍となる8本のシュートを記録したが、松山北高(愛媛)に敗れて1回戦敗退となった。山形県勢は18年連続で初戦敗退と長いトンネルを抜け出せずにいる。

 2006年を最後に選手権での勝利がない山形からは、今大会が10年ぶり2回目の出場となる東海大山形が参戦。五十嵐直史監督が「前半の入りから、しっかりした守備からボールを動かしてゴールに迫るところは出せていたと思う」と振り返るように、チャンスは作れていた。しかしゴールを奪い切ることができずに試合が進むと、後半13分に失点。その後も「堅かった」松山北の守備を攻略できず、0-1でタイムアップを迎えた。

 五十嵐監督は山形県勢の苦戦が続いていることについて「そこはあまり選手には触れないで『俺たちは俺たちだから』と言ってはいました」。その中で「選手の方から『山形の歴史を変えるんだ』という言葉はあった。そういう懸ける思いは強かったと思うんですけど、プレッシャーとかそういうのはなかったと思う」と初戦に挑んだが、壁を破ることはできなかった。

 チームとしては10年ぶりにたどり着いた選手権の地。指揮官は「選手には感謝しかない。(3年生が)入学してきたときに『行けるかな』という思いはありましたけど、まさかこういう舞台に連れてきてもらえるというのは半信半疑でした。連れてきてくれた選手には感謝したいと思います」と話し、「勝たせられなかったのは監督の責任だから、みんなは胸を張って帰ろう」と選手を称えながら大会を後にした。

(取材・文 加藤直岐)
●第103回全国高校サッカー選手権特集▶部活生の足元を支える新素材!カンガルーレザーからSILKYWRAPへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください