前年王者青森山田が高川学園の“トルメンタ”に屈し10年ぶり初戦敗退の大波乱!
ゲキサカ / 2024年12月31日 18時19分
[12.31 選手権2回戦 青森山田1-2高川学園 NACK]
第103回全国高校サッカー選手権大会の2回戦が31日に行われ、NACK5スタジアムで行われた第1試合では、高川学園高(山口)が青森山田高(青森)に勝利した。
連覇を目指す青森山田の初戦。ただ相手の高川学園もしっかりと対策を練ってきており、いつもの4バックではなく、5バックで対応。本来左SHのMF松木汰駈斗(3年)を右WBで起用する采配に出た。
そして前半は高川学園がペースを握った。中盤に入った MF細見颯斗(3年)のドリブル突破が効果的で、最前線のFW大森風牙(2年)も起点となり続ける。前半22分には細見の突破から大森にラストパスが出る。同38分には大森のポストプレーからFW田坂大知(3年)がチャンスを迎えるなど、青森山田ゴールに迫り続けた。
後半に入ると最初にチャンスを迎えたのは青森山田だった。2分、カウンターから右サイドでボールを受けたMF川口遼己(3年)が左足を振り抜く。これがロングシュートになってゴールに向かうが、左ポストに嫌われた。
そして後半7分、高川学園は右CKを獲得すると、ゴール前で4人が手を繋いで回る“トルメンタ”を披露。飛び出たDF柿本陽佑(3年)がショートコーナーを受けてクロスを上げると、これは左ポストに嫌われたが、DF金原知生(3年)が押し戻したボールを大森が頭でねじ込み、ついに先制に成功した。
さらに高川学園のペースは続く。後半29分のFKでは再び“トルメンタ”を披露して会場を沸かせる。ここでの得点はなかったが、同33分に左サイドからエリア内に侵入したMF行友祐翔(3年)が倒されてPKを獲得。これを大森が豪快に蹴り込んで、試合を決めた。
しかし青森山田も後半36分に途中出場していたMF麓萊凜(2年)が得点して、ようやく反撃する。だが同点とするまでは至らなかった。青森山田の初戦敗退は、14年度大会の1回戦で中津東高にPK戦の末に敗れて以来で10年ぶり。前年王者の初戦敗退は、21年度の山梨学院高以来となった。
●第103回全国高校サッカー選手権特集▶部活生の足元を支える新素材!カンガルーレザーからSILKYWRAPへ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
高校サッカーの“特殊環境” 降雪&積雪のハードすぎる練習に驚愕「凄すぎる」「たくましい」
FOOTBALL ZONE / 2025年1月19日 11時30分
-
第103回選手権は堀越FW三鴨奏太が単独得点王!! 東京都代表で33年ぶり快挙、2位は高岡伶颯ら4選手
ゲキサカ / 2025年1月13日 16時54分
-
決勝は7年ぶりの再戦! 前橋育英と流通経済大柏が共に2度目の優勝をかけて戦う【全国高校サッカー選手権大会】
超ワールドサッカー / 2025年1月11日 21時45分
-
[MOM4987]高川学園MF松木汰駈斗(3年)_トルメンタに欠かせない高精度キッカー、青森山田対策5バックは右WBを担当
ゲキサカ / 2025年1月7日 10時34分
-
【高校サッカー】8強で惜敗の静学・野田主将「課題の決定力が最後まで改善できず…仲間には感謝」(静岡)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2025年1月6日 17時45分
ランキング
-
12軍タイトルも戦力外「なんで俺が」 新天地の同僚も驚き…理解できなかった“通告”
Full-Count / 2025年2月5日 7時10分
-
2球団経営権めぐる禍福…パドレスは骨肉の争いで壮絶内紛中、佐々木朗希獲得失敗の一端になったか【メジャーリーグ通信/鈴村裕輔】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月5日 9時26分
-
3元十両・国東が心筋梗塞で急死 49歳 ブラジル出身2人目の関取
スポニチアネックス / 2025年2月4日 21時55分
-
4今季日本人13人参戦の米女子ツアー 厄介な「敵」は会場ごとに異なる芝質だけではない(羽川豊/プロゴルファー)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月5日 9時26分
-
5海外驚嘆「なんて選手だ」 日本代表26歳に止まぬ喝采…15mパス&アシストで魅了「最高のMF」
FOOTBALL ZONE / 2025年2月5日 7時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください