ラストプレーで劇的逆転弾!! 初出場の東海大相模、草津東を破って3回戦へ
ゲキサカ / 2024年12月31日 13時44分
[12.31 選手権2回戦 東海大相模 2-1 草津東 U等々力]
第103回全国高校サッカー選手権の2回戦が31日、各地で開催された。1回戦シード同士の対戦となった東海大相模高(神奈川)対草津東高(滋賀)は、ラストプレーで逆転した東海大相模が2-1で勝利した。
前半は静かな立ち上がり。東海大相模は草津東のロングボールに対してGK松坂亮(3年)が果敢に飛び出して対応すると、草津東も相手のパスを繋ぎながらピッチをワイドに使うサッカーに対して集中な守備で対応した。
それでも前半17分、草津東がセットプレーからゴールを奪った。右サイドからのFKをMF上原周(3年)が蹴ると、ゴール前でフリーになったDF寺田大翔(3年)がヘディングシュートを流し込み、先制した。続く同19分にはペナルティエリアから大きく離れたところで6人が縦に並び、隊列を組んだままゆっくりとPA内に侵入。キックされる直前に散らばって相手を錯乱させ、FW力石龍之介(3年)がシュート。これは枠の上に飛んだが、用意してきた形でゴールに迫った。
追いかける東海大相模は前半22分、DF佐藤碧(3年)のクロスをFW辻将輝(3年)が落としてMF長井隆之介(3年)が右足を振ったが、枠の上に外れた。同36分には佐藤のロングスローをFW小林正樹(3年)がバックヘッドで合わせたが、GK岡留佑樹(3年)の好セーブに遭った。
東海大相模が攻勢を強めると前半37分、佐藤の完璧なクロスを長井が頭で合わせて同点。キャプテンにゴールが生まれ、前半は1-1で終了した。
後半は草津東のペースで時間が進んでいく。ただ決定的なシュートを打ちきれずにいると、後半22分に東海大相模MF沖本陸(3年)が鮮やかなターンからカウンターを発動。アウトサイドで右サイドの辻にスルーパスを通して前進すると、辻からの戻しを右足で合わせたが枠の左に逸れていった。
その後も草津東がボールを握るも、後半40分には東海大相模のCKからDF石井龍翔(2年)の折り返しをMF小林晄也(3年)がダイビングヘッドで逆転ゴールを狙うも、GKに阻まれて得点ならず。
そのままPK戦に突入するかと思われたラストプレー。東海大相模がFW山田大樹(3年)のシュートがクロスバーに当たって大きく浮いたボールを佐藤が押し込み、劇的な逆転ゴールをゲット。そのままタイムアップを迎え、東海大相模が3回戦に進出した。
(取材・文 加藤直岐)
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