王者としての重圧…初戦敗退の青森山田DF小沼蒼珠「それでも勝たないといけない。実力で負けて悔しい」
ゲキサカ / 2024年12月31日 18時20分
[12.31 選手権2回戦 青森山田高 1-2 高川学園高 NACK]
前年王者が初戦で姿を消した。2回戦で高川学園(山口)に敗れた青森山田高(青森)のDF小沼蒼珠主将(3年)は、前回チャンピオンとしてのプレッシャーについて「あったけど、それでも勝たないといけない。実力で負けて悔しい」と敗戦を受け止めた。
「高川学園さんには立ち上がりの勢いがあった」。球際の競り合い、切り替えの早さ、セカンドボールへの反応。そのいずれでも高川学園の勢いに押され、試合のペースを握れなかった。夏のインターハイはベスト8敗退。高円宮杯プレミアリーグEASTは8位。「インターハイ、プレミアリーグと結果が出なくて、最後は絶対にタイトルを取ろうと話していた。初戦敗退に終わって、もっとみんなとサッカーがしたかった」と唇を嚙んだ。
高円宮杯プレミアリーグファイナルと全国高校サッカー選手権の2冠を達成した前年度チームで2年生ながらレギュラーだった小沼。「去年は(先輩たちに)最高の景色に連れて行ってもらった。今年は俺が(チームメイトに)最高の景色を見せてあげたいと思っていたけど、プレミアリーグもインターハイも選手権も、個人として何もできてない。悔しい1年だった」と自らを責めた。
卒業後は明治大に進学する予定。「何もかもが足りなかった。すべてを伸ばしたい」。大学サッカーでの成長を誓う小沼は「青森山田は守備のチーム。3年間積み上げてきた守備力は大学でも発揮したいし、プラスアルファで個人のところを強くすることをやっていきたい」と力説。後輩たちには「来年は今年以上に個性の強い選手がそろっている。練習したものしか試合に出ないと思うし、1年間積み上げてきたものが甘くて負けたと思っているので、日ごろの練習を大事にしてほしい」とエールを送っていた。
(取材・文 西山紘平)
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