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[MOM4989]静岡学園MF天野太陽(3年)_“チームのカギ”が勢いもたらす先制弾!!「大舞台で決められたことは自信になる」

ゲキサカ / 2024年12月31日 21時0分

先制点を奪った静岡学園高MF天野太陽(3年)(写真協力『高校サッカー年鑑』)

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[12.31 選手権2回戦 静岡学園高 2-0 高知高 駒場]

「チームのカギ」と言われる存在だ。静岡学園高(静岡)のMF天野太陽(3年)は先制点を奪い、チームに勢いをもたらした。

 試合が動いたのは前半7分。右サイドでMF篠塚怜音(2年)とのパス交換から中央に入ったMF佐々木雄基(2年)がPA内へとボールを送る。いち早く反応したのが天野だった。「佐々木から良い形でボールを呼び込めたので、トラップはしっかり相手の前に入ることを意識した」。相手の前に体を入れ、きっちりマイボールにすると、「枠に入れることだけを考えた」と右足から放ったシュートでネットを揺らした。

 自身選手権初ゴールに「大舞台で決められたことは自信になる」と白い歯を見せた。

 4-3-3のインサイドハーフを担う天野と篠塚は「チームのカギ」だと、川口修監督は表現する。「2列目のインサイドハーフがカギで、ウチで言えば天野と篠塚。FWは相手のマークが厳しいので、後ろから飛び込んでフリーになるというのは、攻撃パターンの一つ」。天野に加え、後半14分には篠塚がゴールを陥れており、「カギ」と評されるインサイドハーフ2人の得点により、2-0の勝利を収めた。

 天野自身も「つなぎや守備の部分で僕と(篠塚)怜音のところは、チームのカギになってくる」と自覚。だからこそ、「走る部分やボールを奪う部分、つなぐ部分でもっと貢献していかないといけない」とさらなる進化を誓っている。

 1月2日に開催される3回戦の相手は高川学園高(山口)に決まったが、やるべきことは変わらないと強調する。「一戦必勝でやるだけです。どこが相手でも、一つひとつ勝っていくのが僕たちなので、自分たちのサッカーをして勝ちたい」と力を込めた。
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(取材・文 折戸岳彦)
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