見せ付けた川崎F内定の力…静岡学園DF野田裕人、「70%」のコンディションも投入直後にゴール演出!!
ゲキサカ / 2024年12月31日 21時40分
[12.31 選手権2回戦 静岡学園高 2-0 高知高 駒場]
投入直後にいきなり魅せた。川崎フロンターレへの加入内定が発表されている静岡学園高(静岡)DF野田裕人(3年)は、勝利を大きく引き寄せるゴールを演出してみせた。
昨年度の選手権に2年生ながらも出場した野田だが、股関節の怪我によって約半年間離脱。今夏の総体には復帰して出場したものの、夏に中足骨を骨折して再び離脱を強いられた。しかし、選手権には間に合い、初戦の広島国際学院戦では後半28分からの出場を果たし、高知戦では後半12分からピッチに送り込まれた。
前半7分の得点で先制していたが、追加点を奪えずに苦しんでいた時間帯。「追加点がほしい中で、流れを変えてくれ」と川口修監督から送り出されると、投入直後のプレーできっちりと存在感を示した。
右サイドで野田、MF天野太陽(3年)、MF佐々木雄基(2年)と細かくパスをつなぐと、野田自身は一気に右サイドを駆け上がる。「早い時間で攻撃参加すれば数的優位を作れると思って、うまく走ったら合わせてくれた」と佐々木からボールを呼び込むと、「中を見て落ち着いて合わせることができた」とMF篠塚怜音(2年)の追加点をアシストした。
野田が投入されてプレー再開の笛が吹かれたのが、後半11分50秒。そして篠塚のゴールが生まれたのが、13分8秒。出場からわずか1分18秒で、結果を残すこととなった。
25分には最前線まで走り込んでゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定。しかし、サイドバックの位置にとどまることなくタイミング良く攻撃参加し、状況に応じて中央まで顔を出すなど、持ち味を発揮した。指揮官も「チャンスだと思ったら、思い切り行って結果を出せる。コンディション的にはまだだけど、すぐに結果を出してくれて良かった」と目を細めた。
野田自身も「70パーセントくらいまでには戻ってきたと思う」と語ったように、決して万全な状態ではない。しかし、「出させてもらったときには自分の特長を発揮したい。トーナメントなのでまずは失点しないことが一番大事なので、守備のところにもこだわっていきたい」と限られた時間の中でも持ち味を発揮し、再び勝利に貢献しようと意気込んだ。
(取材・文 折戸岳彦)
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