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[MOM4993]大津MF嶋本悠大(3年)_清水内定MFが「さすが」の活躍。鮮やか“CK弾”はアシスト判定も、1G1A!

ゲキサカ / 2024年12月31日 20時56分

大津高の注目MF嶋本悠大(3年=ブレイズ熊本出身、清水内定)は自身の選手権初ゴールを含む1ゴール1アシストの活躍

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[12.31 選手権2回戦 札幌大谷高 1-2 大津高 柏の葉]
 
 試合後に配布された公式記録によると、1ゴール1アシスト。U-19日本代表候補MF嶋本悠大(3年=ブレイズ熊本出身、清水内定)が、“実質”2ゴールと言えるような活躍で大津高(熊本)を4大会連続の3回戦進出へ導いた。

「自分のゴールと思ってました」という“CK弾”で均衡を破った。0-0の後半11分、嶋本は、左サイドから右足でCKを蹴り込む。札幌大谷高(北海道)がゾーンで守ってきていたため、狙いをファーサイドへ定めてのキック。「いい軌道で行けたので良かった」というボールは、ファー上のコースへ飛び、ポストを叩いてゴールラインを越えた。

 チームメートが嶋本の下へ駆け寄り、祝福。ボールに飛び込んだ右SB野口悠真(3年)の頭をかすめたという判断となったか、公式記録は嶋本にアシストがついたものの、彼の素晴らしいキックがもたらした1点であったことは間違いない。

「前から練習はしてたんですけど、(CK)直接っていうのはあんまなくて。この試合でそうやって点に絡めたっていうのは良いことかなと思います」とコメント。その嶋本はさらに20分、右サイドのMF舛井悠悟(3年)からのラストパスを1タッチで合わせて“2点目”を決めた。

「やっぱみんなキツイ時間帯で、ああやって舛井が突破してくれてたんで、追いつくか分かんなかったですけど、ギリギリ追いついて、ニアに走り込めて、点に絡めたというのは走って良かったなと思います」と嶋本。MFながらプレミアリーグWESTで12得点をマークしている10番は、自分の形でもゴールを決めた。

 この日は、札幌大谷高の今治内定MF笹修大主将(3年)に監視されながらのプレー。U-17日本高校選抜でチームメートだった笹は、嶋本との対戦について「嶋本は結構背中立って、凄いどこでも360度プレーできる選手っていうのも、もう高校選抜で分かっていたので、なるべく距離だけ離さないで、詰めれる時には自分から守備仕掛けて詰めようと思っていました」とプランを明かす。

 それに対して嶋本は、「やっぱり自分には強く来ているなっていう印象があったので、その時は少し距離取って、ゲームを作るっていう形で、笹をコントロールするっていう感じで変えたっていうか、そういうゲームの入り方をしました」。その上で、後半20分のゴールシーンではパワーをかけて前に出てシュート。笹も「声での受け渡しとか、やっぱり自分が最後ついていけてなかったりとかしたんで、ちょっとした差がほんとに出たかなって思います」と悔しがっていた。

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