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8年ぶりに全国の舞台で戦った正智深谷MF大和田悠「この経験はこれからの人生に生かせる」

ゲキサカ / 2024年12月31日 20時59分

正智深谷高のキャプテンを務めるMF大和田悠(3年)(写真協力『高校サッカー年鑑』)

[12.31 選手権2回戦 東福岡高 2-0 正智深谷高 駒場]

 当然、悔しさはある。しかし、8年ぶりに辿り着いた憧れの舞台。対戦相手は強豪校の東福岡高。敗れたはしたが、正智深谷高(埼玉)のキャプテンを務めるMF大和田悠(3年)は充実感も漂わせていた。

 前半は東福岡のシュートを1本に抑え込んだように、守備が十分に機能していた。「自分たちは東福岡に比べて能力が低いので、相手よりも頑張るしかない。自分たちの思い通りに全員でしっかり守れていたので、手応えはあった」。しかし、0-0のまま後半に入ると、東福岡に押し込まれる時間帯が続いた。

 特に11分に東福岡が3枚替えを行い、選手と配置を変えてからは攻勢を強められて18分に先制点を献上。「後半に入って相手が改善してきて、ついていけなくなった。失点して、そこから焦ってしまい、思った通りにプレーできなくなってしまった」と悔やんだように、40+4分にはダメ押しゴールを奪われ、0-2の完封負けを喫した。

 3年間、同じ目標を持った仲間たちと努力を続け、8年ぶりに選手権の舞台に辿り着いた。29日には長崎総科大附を2-1で下して初戦を突破。そして、2回戦では強豪校の東福岡と全国の舞台で戦った。「まずは初戦1勝することが難しいと言われていた中で、そこを皆で乗り越えて、2回戦も東福岡にビビらずにできて良かった」と振り返る。

「こんな貴重な経験は、これからの人生に生かせることばかりだと思います。これから皆、別の道を進みますが、どんな道に進んでも生かせることだと思うので、次に向かって進んでいきたい」

 そして、再び選手権に向けて歩み始める後輩たちに向けてメッセージを届ける。「1、2年生は全国の舞台を知ることができました。知ることができたということは、リベンジできるチャンスがあることなので、ここに戻ってきてリベンジしてほしい」との思いを託した。

(取材・文 折戸岳彦)
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