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[MOM4994]阪南大高FW硲冬真(3年)_総体メンバー外の快足アタッカー、先輩超えの得点王誓う

ゲキサカ / 2024年12月31日 22時11分

FW硲冬真は得点王を高らかに宣言した

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[12.31 選手権2回戦 新潟明訓0-6阪南大高 NACK]

 前半で勝負を決めたと言ってもいい試合になった。阪南大高(大阪)は前半9分、FW弓場潤哉(3年)のラストパスからエリア内で縦に仕掛けたFW硲冬真(はざま、3年)が左足で豪快にニアを抜いて先制点を決める。ゴール後にはFWキリアン・ムバッペの真似をした、腕を組むようにして両手を両脇で挟むパフォーマンスを披露した。

 さらに前半24分にはロングカウンターを発動。自陣からのクリアボールにスピードに乗った硲が反応すると、左サイドで競争に勝ってエリア内まで持ち込む。最後は前に出てきたGKの脇を抜くシュートを流し込んで、2点目のゴールネットを揺らした。

 硲は前半32分の3点目の場面でも左クロスからMF福本一太(3年)のゴールをアシスト。そして左MFで先発していた硲だが、後半からは本来のFWに入る形で、トータル6-0の圧勝劇を呼び込んだ。試合後のインタビューでは「得点王」を宣言。「鈴木章斗選手(湘南)が7点決めているので、それを超えるくらいのゴールを決めたい」と先輩超えも高らかに誓った。

 ただ今年は苦しい時期を過ごしたという。夏のインターハイの1回戦で大津高を破って注目された阪南大高だが、そのメンバーに硲の名前はなかった。インターハイ予選の決勝で退場処分を受けていたことで、本大会のメンバーから外されていたのだ。「それくらいチームの位置づけも高くなかった」。濵田豪監督は当時をそう振り返る。

 ただその出来事を成長のきっかけにすることができたという。「夏は期待してもらっていた分をなかなか試合で出せなかった。インターハイに出れなくて、悔しい思いをしたので、自分を見つめ直した」。そして選手権予選では決勝で2ゴール1アシストの活躍をみせると、本戦初戦の2ゴール1アシストにも繋げた。

 年明け3回戦の相手は東福岡高に決定した。インターハイでは初戦で大津を下した阪南大高だが、続く福岡大若葉高戦に敗れて敗退した。チームは違うが、全国大会2戦目は同じ福岡県勢との対戦になる。ただ50m6.0秒の快足を誇るストライカーは「東福岡さんも強いと思うけど、きょうのように先制点を取って勢いづかせたい」と難敵撃破に自信をみせていた。
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(取材・文 児玉幸洋)
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