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FW山野春太が1ゴール1アシスト!!流通経済大柏がプレミア王者・大津との大一番に競り勝ち8強へ!

ゲキサカ / 2025年1月2日 23時6分

流通経済大柏が大津との大一番を制し、準々決勝進出を決めた(写真協力『高校サッカー年鑑』)

[1.2 選手権3回戦 流通経済大柏高 2-1 大津高 フクアリ]

 第103回全国高校サッカー選手権の3回戦が2日に行われ、フクダ電子アリーナの第2試合では流通経済大柏高(千葉)と大津高(熊本)が対戦した。ともにプロ内定選手を擁するプレミアリーグ勢対決。2-1で大一番を制した流通経済大柏が準々決勝進出を決めた。

 3年ぶり出場となった流通経済大柏は4-4-2のシステムで、GK加藤慶太(3年)、4バックは右からDF富樫龍暉(3年)、DF佐藤夢真(3年)、DF奈須琉世(3年)、DF宮里晄太朗(3年)と並んだ。中盤はMF稲田斗毅(3年)とMF飯浜空風(3年)がダブルボランチを組み、右にMF柚木創(3年)、左にMF亀田歩夢(3年、富山内定)。前線はFW粕谷悠(3年)とFW山野春太(3年)が2トップを組んだ。

 高円宮杯プレミアリーグファイナルを制し、2冠を狙う大津は4-1-4-1のシステムで、GK坊野雄大(3年)、4バックは右からDF野口悠真(3年)、DF五嶋夏生(3年)、DF村上慶(2年)、DF大神優斗(3年)と並んだ。中盤はMF畑拓海(3年)のアンカーで、2列目に右からMF舛井悠悟(3年)、MF兼松将(3年)、MF嶋本悠大(3年、清水内定)、MF中村健之介(3年)。1トップはプレミアリーグWEST得点王のFW山下景司(3年)が務めた。

 立ち上がりのペースをつかんだのは流通経済大柏だった。前半3分、右サイドから10番の柚木がドリブルで仕掛け、縦に突破。グラウンダーのクロスに2トップが飛び込み、ファーサイドの山野が滑り込みながら合わせたが、シュートはゴール上へ。同16分には粕谷が山野とのパス交換でPA内に切れ込み、左足で狙ったが、シュートは枠を捉えられなかった。

 流通経済大柏は中盤の稲田が球際で強さを見せるなど局地戦でも激しい攻防が続く。大津はセンターフォワードの山下をスペースに走らせ、流通経済大柏を押し返すが、なかなかいい形でシュートまでは持ち込めなかった。流通経済大柏は前半28分、柚木が山野とのワンツーから右足ミドルを放つが、これはGK坊野の正面を突いた。

 均衡が破れたのは前半36分。流通経済大柏は自陣から富樫がロングフィード。これに反応した山野が最終ラインの背後を取り、ゴール前に抜け出すと、ワントラップから冷静に右足を振り抜き、ゴールネットに突き刺した。山野は初戦となった2回戦の佐賀東戦(○5-0)でも先制点を決めており、これで2戦連発。流通経済大柏が1-0とリードして前半を折り返した。

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