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4G2A三鴨奏太が与えた刺激…松山北の躍進支えた1年生DF渡邉俊史「自分の課題に向き合っていきたい」

ゲキサカ / 2025年1月2日 22時29分

堀越FW三鴨奏太(2年)とマッチアップする松山北DF渡邉俊史(1年=愛媛U-15)

[1.2 選手権3回戦 松山北高 1-6 堀越高 駒沢]

 堀越高の衝撃は、松山北高の躍進を支えた1年生DFに大きな刺激をもたらしていた。1-6で敗れた試合後、松山北の3バックの中央を担ったDF渡邉俊史(1年=愛媛U-15)は「これが全国の基準なんだなというのをあらためて理解したと同時に、若いチームなのでこれから愛媛県で圧倒的に勝っていく必要があると感じた」と成長を誓った。

 1年生ながら3バックの中央を託され、クレバーな駆け引きで1〜2回戦の連続完封勝利を支えた渡邉。この日は同じ身長169cmの堀越FW三鴨奏太(2年=FCオーパスワンU-15)に4ゴール2アシストの大活躍を許す形となったが、その基準は身体に深く刻まれていた。

「身長は一緒くらいだけど、ゴツいなという部分はあった。これからは自分の課題の一つであるフィジカルをつけるというところでも課題に向き合って、筋トレだとかを自主的にやっていきたい」

 過去2試合で掴んだ手応えと全国の強豪に突きつけられた現実は、今後の財産となる。

「1回戦、2回戦と守備陣で無失点に終えられたのは非常に大きなこと。でも堀越という全国でどんどん勝っていく良いチームには6失点して力の差を見せつけられた。そういうチームにも対等になれるように、そして勝っていけるように、守備陣が無失点でいける力をつけていきたい」

 強豪校との対戦機会は限られているが、松山北の大西貴コーチが監督を務める松山大との練習試合が大きな成長の機会になっているという渡邉。「強いチームとどんどん試合をしたいし、北高は松大と試合ができる機会があるので、いろんなことをチャレンジしていければ」と闘志を燃やした。

(取材・文 竹内達也)
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