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大津との激闘制した流経大柏DF奈須琉世「サッカー人生で一番きつい試合だった」

ゲキサカ / 2025年1月2日 23時18分

流通経済大柏DF奈須琉世(3年)(写真協力『高校サッカー年鑑』)

[1.2 選手権3回戦 流通経済大柏高 2-1 大津高 フクアリ]

 セットプレーから1失点こそしたが、最後のところで体を張り、流れの中ではゴールを許さなかった。流通経済大柏高(千葉)のDF奈須琉世(3年)は「一番はホッとしている」と、大津(熊本)とのビッグマッチを終え、安堵の表情で勝利の味を噛み締めた。

 大津の1トップはプレミアリーグWEST得点王のFW山下景司(3年)。「(センターバックを組む)佐藤(夢真)と相手のFWに仕事をさせないようにと話していた。そこができて良かった」。前半の被シュートは0本。前半を1-0で折り返すまでは完璧な試合運びだったが、後半に入ると、プレミアリーグファイナル王者の大津が攻勢を強めてきた。

 後半8分にはクロスから山下に際どいボレーシュートを打たれ、同14分にCKのこぼれ球をDF五嶋夏生(3年)に押し込まれて失点。同28分に奈須のロングフィードから最後はFW粕谷悠(3年)が勝ち越しゴールを決めたが、終盤は大津の猛攻に耐える時間が続いた。

「サッカー人生で一番きつい試合だった。ハイレベルな戦いになるのは分かっていたけど、想像以上にその上を行った。きつかった」と苦笑いで振り返った奈須だが、榎本雅大監督は「奈須が『苦しくなったら俺の顔を見ろ』と言っていたので。それを体現したと思います。(センターバックの)2人が素晴らしかった」と、主将2人制でチームを引っ張る奈須と佐藤を称えた。

「千葉県予選の決勝でも言ったんですが、自分は緊張しないタイプなので、緊張していたら俺を見ろと。俺は楽しくやっているからって」(奈須)。言葉で、プレーでチームを支えるDFリーダーは「これで一喜一憂せず、次の上田西戦にチャレンジしたい」と浮かれることなく、4日の準々決勝・上田西戦(フクアリ)に気持ちを切り替えた。

(取材・文 西山紘平)
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